『日本でいちばんの町工場 エーワン精密の儲け続けるしくみ』の読書感想

 

ふと新幹線乗る前に本屋で目について読んだだけなんですが、いい本!いい本です。驚異的な経営成績だよ、この会社。リーマンショックまでの40年近く、平均で経常利益率40%という数字を残してきたモンスター企業です。

ちょっとぐぐればたくさん情報が出てくる出てくる。カンブリア宮殿のも出たりしてるみたいね。日本電産の永守社長も「ここだけは値切れん」とかいってるみたいね。

で、秘密は超短納期。「高品質、短納期、低コスト」とかどの企業も言うわけだけど、世の中の全企業はほんとこの会社見習わないとダメだと思ったよ。この会社は、「品質よくて当然、それを超短納期で、そして価格は常識の範囲内で販売」している。競合との差別化戦略が超明確。

で、いったいどうやって超短納期でやってるの、というと、まず注文をうける体制に工夫が。

まず、注文は電話かファックス。そして、その内容を本社スタッフが手作業で受注表に起こし、ファックスで工場に送ります。工場ではその受注表がそのまま作業指示書となり、工程ごとに切り分けられて、製造担当者の手元にわたるというしくみになっています。(p29)

注文票が手書きなのは、不明な点を電話で確認したら、すぐにそれを記入できて、さらにそれをそのまま工場でも使うことが可能だからです。それに、ファックスで送れば転記入ミスも起こりませんし、本社には原本が残るので不測の事態に慌てることもないじゃありませんか。(p30)

・・・というアナログっぷり。しかし経常利益率40%をずーっと達成してきてるんだから、やっぱ、なんかほんとにデジタルを使いこなすにはどうしたらいいんだろうな。って。

全体的に思ったが、この社長は極めて述べていることが論理的な人。将来を見据えるビジョンも明快。なんというか、チャーミングな感じ。

ついでに、おなじ著者の本をもう一冊読むことにした。

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