なかなか勉強になったな。
タイトルを見るだけだと、ISOなんかやめてしまえ、というメッセージなのかなと思ったけれど、そうではない。どうやったら活用できるか考えましょうという内容であった。
冒頭(p2)で、「ヨーロッパから押し寄せてきたISOのせいで、日本企業の間接コストはあがってしまったのだけれど、これはヨーロッパが狙ってやったんじゃないか。ISOなんかなくたってmade in japan製品は品質高くて問題なかったのに。」みたいな文章があって笑えた。そしてなんか気持ち萎えた。
アマゾンでけっこう高評価だったので読んでみたけど、こんなタイトルの本が読まれているなんて、現在のISOって本当に罪な存在ですね。一番悪いのは、「とりあえず」ISOを入れて喜んでいる経営者だと思ったけど。使いこなせないのは全部経営者の責任だよ。
『図解ISO9001早わかり2008年12月最新改訂版完全対応』も合わせて読むとISOについて理解が進む。
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