雑記(Scribbling)

『図解ISO9001早わかり2008年12月最新改訂版完全対応』の読書感想

 

 ISOについてはじめの一冊ということで読んでみた。だいたい、雰囲気は分かった。顧客満足のために、仕事の質をあげるためのシステムをつくりましょう、というのが趣旨らしいですね。まぁ単純です。ややこしいのは、「仕事の質」という意味で「品質」という言葉を使っている点。一般的に「品質」といったら、普通は財・サービスの品質のことを言うのですが、ISOの文脈では違います。
ややこしいので、「仕事の質」と常に読み替えるべきでしょう。
でもISO導入して、顧客満足をちゃんと意識できている会社や人はそれほど多くないのではなかろうか。だいたいが審査に通ることが目的化して、めんどくさい書類作りなどに時間をとられているだけ、という実態になっているところが多そう。
で、ISO9000から9001への変更点は、経営者の責任が重視されるようになったことらしいです。経営者の責任なんて、ISOで言われなくても自分で感じ無くてはならない項目だと思うので、ISOなんかに言われてはじめて意識するような経営者は3流だと思いますがね。
あとトヨタはISOを取得していないらしいので、本当に優れた企業はISOなんかに頼らなくても「顧客満足のために、仕事の質をあげるためのシステム」ができているのでしょう。
とはいうものの、すでに取得している場合は、それを活用する方法を具体的に考えるのがよいのでしょう。だいたいが形骸化しているので。
繰り返すと、顧客満足のために、仕事の質をあげるためのシステムをつくりましょう、ということです。そして、会社ごとに仕事の中身はぜんぜん違うので、ISOの要求事項の解釈は、会社ごとに異なるということになります。普通に頭つかって考えたら、どう解釈するのが自社にとって最良かがわかるんでしょう。

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