情報技術(IT)

『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』の読書感想

この本を読んだので、Google関連はこの3冊が面白いよ、と人から聞いていた3冊全てを読んだことになる(1冊目、2冊目)。 3冊読んでみて思ったのだが、どうもGoogleの登場によって世界が変わるようだ。パソコンの登場も世界を...
雑記(Scribbling)

『ウルトラ・ダラー』の読書感想

折りしも、北朝鮮が核実験を行ったらしい、というニュースが駆け巡った今日。 この『ウルトラ・ダラー』の著者は、元NHKワシントン支局長の手嶋龍一さん。「これがフィクションだと言っているのは著者だけだ」なんてことが帯に書いてあった。 で、僕が...
情報技術(IT)

『シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土』の読書感想

梅田望夫さんという人物は、とても魅力的だ。面識はないが、文章を読むだけでそう思った。いくつか感想を箇条書き。 シリコンバレー精神 本書より引用。 限られた情報を限られた能力で、限られた時間内に拙いながらも何かを判断しつづけ、その判断に基づ...
資産運用(asset management)

『LTCM伝説―怪物ヘッジファンドの栄光と挫折』と『天才たちの誤算―ドキュメントLTCM破綻』の読書感想

両方を読んだ(読んだ順番に並べた)。 前者は、専門知識がないとつらい。専門知識とは、学術的な知識・金融実務的知識の両方。僕は学術的なことは分かったが、実務の知識がないので、実際どういう取引があったのかを説明するところを読むのに最後まで馴...
雑記(Scribbling)

『引き裂かれる世界』の読書感想文

たまには国際関係論とか外交とかの本を読んでみた。 うちらの経済学、金融工学、計量ファイナンスみたいな世界とは大分「研究する」という行為が、国際政治学みたいな分野とは異なるという印象を持った。うちらの世界では、理論構築と統計的検証の行ったり...
学問(learning)

『ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理』の読書感想文

バートン マルキール自身は、超有名な経済学者。有名な経済学者が書いたからというわけではなく、僕はこの本の内容にはほとんど賛成。マルキール教授の言っている事にはほとんど賛成。 マルキール教授の基本的な主張は「市場効率仮説は概ね正しいから、市...
情報技術(IT)

“The Search: How Google and Its Rivals Rewrote the Rules of Business and Transformed Our Culture”の読書感想文

図書館で和訳版が借りられてたので、しかたなく原著で読んだ。Amazonレビューでも和訳が悪い、とか書かれていたし。読むのに10日くらいかかった。もっと英語を磨かなければ。 『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』でも紹介...
情報技術(IT)

『ウェブ進化論』の読書感想

印象に残ったキーワードと一言だけ残す。 1.キーワード:「情報自体が自然淘汰される」 文脈:Google社内のメンバー5,000人での情報共有をどうやるの?という文脈で出てきた言葉。 意味:大事な情報はみんなによってrefe...
経済(Economy)

『経済論戦は甦る』の読書感想

2002年に出版された本。かなり話題になった経済本なので、いまさらながら、通学の電車での暇つぶしに読んでみた。 2002年の時点で、当時の経済論戦を二項対立に整理できたのはすごい。そして自分の立場はなんなのかもはっきり...
学問(learning)

『統計学とは何か―偶然を生かす』の読書感想文

''クラーメオ・ラオの下限''とかでとてもとても有名なラオ先生の講演内容をまとめたものの日本語訳。 最初のほうをパラパラめくったらけっこうおもしろそうだったので読み始めたんだけど、思ったほどおもしろくなかった。というか、『統...
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