学問(learning)

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「経済学的思考が身についた」って喜んでいるのって、なんて反経済学的な喜びだろう

「僕の人生のdiscipline(規律)は、経済学」と、この前何気なく考えていたんだが、それって変なことだよね、と気づいてしまった。「経済学部で経済学を学んで、経済学的思考が身についた」と喜んだ事があるが、これも同じように変なことだよね、と...
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福岡正夫教授って、QJEに業績あったんだ!

ついこの前知ったんだが。伝え聞くところによれば、ご本人はこういうのをあまり自慢したがらなかったらしい。すごい。学者の世界って、学問的業績が決定的に重要なんで、本当に尊敬します。
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学問的業績が乏しいのに偉そうなこと言う人って

日本の経済学の世界では、そういう人が多くって、本当に不思議な存在ですね。学部生や多くの一般の人は知らないと思うけど、有名な経済学者(例えばメディアに露出してる、とか、何かの政府の審議委員やってる、とか)でも、学問的業績が実はほとんど無い、と...
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『まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』の読書感想

毒舌だが独特な言い回しが魅力で、読ませる。相当おもしろい。著者の主張にものすごく共感する。この分野で僕が読んだ本の中で、ひょっとして一番優れていたかもしれない。(この分野とは、経済・金融・統計学・計量経済学・データ分析・トレー...
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Ito and Sugiyama(2009)がonline availableになった

Science Directで、Ito and Sugiyama(2009)がonline availableになった模様。これか。それにしても、 Received 15 December 2007;  revised 25 Janu...
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今のアメリカの株式市場は非効率的になってきている、という学術的な証拠

Ito and Sugiyama(2009)を最新データで追試してみた(データは、Robert Shillerのサイトからとった)。そしたらば、「金融危機で、市場は非効率的になっているはず」という素朴な予想は、大当たり。publishされて...
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猛烈な怒りがこみ上げてきた

正直、初投稿で研究業績が出てしまって、驚いた。本当にかなり運も良かったんだと思ってる。で、acceptされた直後はすっごく嬉しかったんだけど、数日経った今、なんか、自然と猛烈な怒りがこみ上げてきた。社会で普通に働きもしなければ、研究業績も出...
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初めての研究業績

俺の怒りが通じたのかw、ようやく査読結果が返ってきて、無事accept。Economics LettersのEditorがこのブログを読んでいるんじゃないか、と思ってしまうほどの、このタイミング。 というわけで、ささやかながら、経済学...
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アカデミックな世界のスピード感の無さは異常

いつになったら僕の論文はジャーナルに載るんだ。遅すぎる。いい加減、腹が立ってきた。Market fficicencyの論文は、2007年12月に初投稿し、査読結果が返ってきたのが2008年11月。結果はrevise要求だったので、revis...
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publish or perish

アカデミックな世界では、"publish or perish"という言葉がある。「研究業績を出せ、さもなければ消えよ」という意味で、大学教授が晒されているプレッシャーについて表現している。大学教授の仕事は、1)研究、2)教育、の二つであるの...
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