そういえば、為替の変動を説明する回帰式を自分で探したことがなかったので、やってみた。3連休だというのに、気になるのは為替のことばっかりだ。
手元にあるデータを使って、パパっと思いつくままに探した中で一番パフォーマンスがよかったのは、これ。
y = 151.565 + 2.49366 x1 – 27.3031 x2+ 0.000451188 x3
(9.15905) (1.42339) (-4.16250) (3.52726)
sample period is from 1998/12 to 2010/6
monthly data
()内はwhite adjusted t-values
standard error = 8.20610
R-squared = .358333
Adjusted R-squared = .344074
y=円ドル
x1=長期金利差(米国債10年 – 日本国債10年)
x2=コアCPI比(コアアメリカ/コアコア日本)
x3=日本の経常収支
・・・ってこれによれば、今の円ドルは102円とかになるはずなんですが。でも、だからといって「やっぱり長期的には100円とかの円安方向に触れるのかな」とは言えそうにない。なんでかというと、いろいろとこの推定には問題があるから。
というか、問題が多すぎる。何が問題が指摘しなさい、とか学部生向けの試験にでたら、面白そう。
コメント