大前研一さんによれば、「新年に決意を新たにすることほど無意味なことはない」とのことです。確かに、年始に「今年こそは」といいながら、三日坊主で時間が経過していくだけのケースはよくありますね。
ではどうすれば良いかというと、大前さんは、以下の3つを推奨しています。
- 時間配分を変える
- 住む場所を変える
- 付き合う人を変える
というわけで、僕は毎年抱負を考えるとき、何をするかだけでなく、何をやめるかを決意しています。事業も同じで、何をするかだけでなく、何をやらないかを決定することも重要だと考えています。時間もお金も経営資源も有限だからです。人付き合いも同じです。とにかく、時間は有限なので、何かに時間を割く=何かに時間を割かない、という等式が成り立っているわけです。
この3つ以外にも、「(サラリーマンなら)転職する」「(経営者なら)事業構造を見直す」「(社会全体でみるなら)雇用流動性を適切な水準にする」というのも良いことだと僕は思います。時間配分、資源配分を定期的に見直すのは大切なことだと僕は思います。この辺のことは、話がそれすぎなので、もし需要があれば、別途ブログに書いてみます。
さて、話をもとに戻して、今年の抱負。まず。昨年どんなことを言っていたかと言うと・・・
そして、ようやく本題。2021年の抱負。『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』のアクションマトリックス風に書いてみると・・・
[やめる] ・ ・ ・ | [増やす] ・東京、大阪などで過ごす時間 ・健康的な生活習慣(筋トレ、HIIT、睡眠、良い食習慣) ・書く(blog、手帳、ノート) |
[減らす] ・福知山で過ごす時間 ・お酒 ・漫画 | [はじめる] ・ ・ ・ |
こう書くと、[やめる]と[はじめる]は無いですね。毎年、継続的に見直していると、だんだん洗練されていくので、微修正しかなくなるからだと思います。
しかし、大前研一さんの言い回しでいうと、「引っ越す」とまでは言わずとも、過ごす場所を大幅に変える計画になっています。物理的に過ごす場所が変われば、付き合う人も自然と変わるし、時間配分も強制的に変わります。なので、絶対に何かが変わることは確実です。たしかに、「決意を新たにする」よりは、よほど確実に人生を変えられそうですね。
(参考)
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てすと