『トマ・ピケティ『21世紀の資本論』を30分で理解する!―週刊東洋経済eビジネス新書No.76 [Kindle版]』の読書感想

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原著を読む時間がないので、かわりに読んでみた。

 

ピケティの主張を要約すると
(1)資本収益率(R)>経済成長率(G)なので、金持ちはより金持ちになる。だから、不平等は拡大する。
(2)この不平等は世代間で再生産され、より拡大していく。
(3)この不平等を是正するために、資産への課税強化を、グローバルに行うべきだ
ということだった。日本でも格差が世間の感心事になっているので、売れるのは分かるし、僕自身、もともと、「機会の平等がないというのは、とっても不公平だと思う」という気持ちを強くもっていたので、思うことがかなりたくさんあった。
Mankiwなんかは、(3)には否定的みたいだ。
さらに、AEAのこんな頁とかで、たくさん議論されている。
American Economic Association

(2015/3/10追記)
アマゾンの商品説明の転載は、利用規約違反という指摘をアマゾンからうけたので、削除しました。

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