『下町ロケット』の読書感想

夏に読んだ本。けっこう印象的だった。著者の池井戸潤さんは、半沢直樹の小説とか、ルーズベルトゲームの小説とかも書いた人。

研究者だったが、家業をついで中小企業の社長になった40歳くらいのおっさんが主人公。大手メーカーから悔しいこと言われたり、銀行から悔しいこと言われたり、特許を巡って競合から訴えられたり、もし研究者の人生続けててたらどうだっただろうとか悩んでみたりとか、まぁ面白い小説。共感することも多かったです。

最終的には、ロケットメーカーにコアとなる部品の供給をする契約を勝ち取る。ロケットとか、ロマンがあるわ。これほど技術力が高い中小企業は、実際はそうはないです。だから小説として面白いんでしょうが。

 

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