『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』の続編。二冊とも、めっちゃいい。「決算書が読めるようになりたい、でも簿記とかを地道に勉強するのは嫌だ」というわがままを満たしてくれるスゴイ本。
この1年くらいで、財務、会計、経理とか呼ばれる分野の知識は随分強化したと思うんだが、まだまだ知らないことが多くって。いろいろと、業種ごとの財務諸表の特徴が書いてあったりして、おぉなるほどー、と思うことかなり多かった。例えば・・・。自動車業界で、マツダがトヨタよりもはるかに資産回転率が高い理由は、トヨタは金融事業も展開しているからだよ、とか。(金融は、資産回転率が超低い業種なんで。銀行とか見れば分かることだが。)あと、携帯電話業界で、孫さんがLBOでいかに規模を拡大してきたか、とか。(ここ5年で、資産規模3倍、売り上げ5倍。)ライブドアの錬金術についても、わかったつもりでいたけれど、本書の解説が抜群に分かりやすかった。
とにかく超良書。思えば、この著者の本は、『家計3表生活防衛術』も含めてもう3冊も読んでいる。
コメント
[…] 『財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方』 投稿者 daniel1983投稿日: 2011年8月16日2018年2月4日カテゴリー […]
[…] 小学生:『国語算数理科しごと』 中学生:本書 高校生:『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』 大学生:『財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方』 […]
[…] とってもいい本。『財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方』にちょっと近いかもしれない。でも『財務3表一体分析法』に比べると、もっと会計用語を使っていなくって、ただの算数で、ビジネスマンやエンジニアでもわかりやすく書いていると思った。サブタイトルをつけるとすると、「決算資料から読み解く、IT企業の経営戦略」という感じ。 […]
[…] とってもいい本。『財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方』にちょっと近いかもしれない。でも『財務3表一体分析法』に比べると、会計用語をより使っていなくって、ただの算数で、ビジネスマンやエンジニアでもわかりやすく書いていると思った。サブタイトルをつけるとすると、「決算資料から読み解く、IT企業の経営戦略」という感じ。 […]