82円台から85円くらいまで。一気にジャンプ。いい大人になって介入を見たのはじめてだったので、いやー、ほんっとすっげーんだなこれ、って。めっちゃ興奮したわ。がんばれ政府がんばれ日銀。で、二次介入はあるのかな?
これってどんぐらいの金額つかったんだろ?
日経によれば1000億超か、とか書いてあるが。
これっていつ発表されるんだろう。
日銀は非不胎化ってニュースもすぐ流れた。
これ想定してた人っていないよね?全然考えてなかったわー。誰の知恵だったんだろ?財務大臣が決断したってニュースも読んだけど。ほんとならまじすごい政治家。
別にだれでもよいが、とにかくグッジョブ。政府は日本経済にとって82円以上の円高は望ましくないと考えている、ということ明確にしめしてくれたわけですね。今日はいい気分だ。
リーマンショック後、1ドル108円とかが一気に90円台になっても、企業努力でコストカットして(カットの仕方はえげつなかったという批判は無視してはいけないが)、円高って逆風の中がんばって、景気回復を牽引したのは何かといえば、新興国向け輸出だったわけですね。2009年2月頃のどん底からはいあがってきたのは、そういう背景があって、しかもいまオバマさんなんか明確に輸出で景気回復する道を目指すとか言っているわけで、日本だけがどうしたらいいか分からず右往左往していたわけだが。
15年前の79円は、実質で見たらいまで言うと50円台だから、実質でみたら円高じゃないし、むしろ円安だし、いままで円安バブルに甘えてただけでしょ、
とか言っていた無責任な人もいたけど、とりあえず、政策担当者がそういう妄言に惑わされなくてよかった。実質みたらうんぬんではなくって、いま日本経済が
置かれている状況にとってどんくらいのレート(交易条件)が望ましいか、が重要なのに。82円がいまの日本の状況で望ましいレートなわけないでしょ。円高でくっていくなら、そういう成長戦略を描いてくれ。
で、円高のコストとベネフィットがあるわけだけど、どんくらいのレートが最適なの?そういう論文ってあるはずだよね?理論、実証の両面からの研究。ちくしょう、もっと国際経済学をちゃんと学んでおけばよかったヨ!国際経済学者は普段から国際経済学の研究をしているんだからそういうの知ってるんだよね!Sh*t!
為替介入をゲーム理論の枠組で分析した論文ってあるのかな?きっとあるよね?僕が不勉強なだけで。ほんっともっとゲーム理論ちゃんとやっときゃよかったよ。頭の良い政策担当者と、頭の良い投資家達がプレーヤーなので、ゲーム理論の分析対象としてはもってこいじゃないか!
為替の安定が大事とかいうけど、安定って何?ボラが低いってこと?ボラを低めるのが介入の目的なの?政府って、通貨交換市場のボラティリティをコントロールする力って、持ってるの?そういう研究ってあるのかな?理論、実証の両方の研究。きっとあるんだよね。僕が不勉強なだけです。国際金融のことももっと勉強しときゃよかったよ!学生時代に勉強不足だと僕みたいに後々困るので、いまの学生は一生懸命勉強しましょう!不勉強だといろいろな人に搾取されるんで注意しましょう。
ところで、一時的な資産避難先としての円買いの結果の円高を、「82円以上は認めん」、という介入をしたわけだから、ゴールドは上昇傾向をもつって予想は正しいのかな?現時点で1オンス1200とかの、歴史的にみたらスーパーハイプライスなのに、さらに上がるのだろうか?フェラーリなんかも上がったりするのかな?
興奮して駄文を徒然なるままにに書いてしまったけど、ポジショントークなんで気にしないでください。
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