本書に登場する5社は、すべて素晴らしい会社だと思う。感極まった。ビジネス本で感極まるってあんまりないんだけど、感極まった。5社は以下。
これらの会社ぜんぶすごい。これら5社を知れただけで、この本を読む価値あったと思う。だけど著者の主張には違和感もかなり強く感じる。
一つの考え方で、耳を傾ける価値のある主張だとは思う。だけど、会社法には「株式会社は株主のもの」って明記してあるわけで、それを著者が知らないはずがないと思うのだけど。株主市至上主義がいやだというなら、高度に経済発展した資本主義の国で豊かな暮らしを享受する資格はないと思う。こういう、一般受けしそうなことだけ書いていれば、そりゃ30万部も売れるでしょうよ、特にこのご時勢。
「株主至上主義」を前面に押し出す人は、現実の事業経営のことをぜんぜん分かっていない人だと思うのだけど、逆に「会社は株主のものじゃない」っていう人は、資本主義のことを分かっていない人だと思う。まぁ、結局バランスだよね、としかいいようがない。
繰り返すけど、本書に紹介されている5社はすべて素晴らしい会社。脱帽。
コメント
突然の御連絡、失礼いたします。
(株)ブログウォッチャー編集部の馬場と申します。
急な御案内で恐縮ですが、
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弊社は株式会社リクルートのグループ会社でして、ブロガー様とのご連絡を代行させて頂いております。また、ブログなどの口コミを活用したwebサイト制作を行っています。
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詳細について、ご連絡させていただきたいので、bizravel@blogwatcher.co.jp に
2010年11月16日(火)までに
お返事をいただけませんでしょうか。
急なご依頼で本当に申し訳ございませんが、何卒、ご検討の程宜しくお願い致します。
株式会社 ブログウォッチャー
編集部 馬場 bizravel@blogwatcher.co.jp