クルーグマンの本。梅田のジュンク堂でふと目にとまったので、パラパラ読んでみた。ちゃんと読んだわけじゃない。
日銀に対しては、相変わらず厳しい。利上げのタイミングは早すぎた、しかも、2000年にも一度失敗しているのに、再びこの前失敗した、というようなことが書かれていた。また、「10年後、いまより物価が60%高くなっていることを日銀が約束すれば、かなりの問題は解決される」みたいなことが書かれていた。クルーグマンはインタゲ支持にしか読めなかったんだけど、私の読解力が低いのかな?きっとそうに違いない、うんうん。
クルーグマンってノーベル賞もとったし超頭いいと思うけど、専門は国際貿易。金融政策とか財政政策とかは専門ではない。だから、マクロ政策をめぐってクルーグマンがこういったああいった、って振り回されるのは時間の無駄だと感じる。それでも僕もこの本を手にとってしまうんだから、やっぱり影響力は大きいわけだが。
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