アカデミックな世界のスピード感の無さは異常

いつになったら僕の論文はジャーナルに載るんだ。遅すぎる。いい加減、腹が立ってきた。

Market fficicencyの論文は、2007年12月に初投稿し、査読結果が返ってきたのが2008年11月。結果はrevise要求だったので、reviseして2008年12月に再投稿。また1年くらい待たされるんだろうか?

C-CAPMの論文は、2008年の夏くらいに初投稿して、こっちは割りとはやく査読結果がきて、やっぱりrevise要求がきたので再投稿したのが2008年12月。こっちはまだ早そうだけど、それでも数ヶ月は待たされるんだろうか?(ちなみに、こっちは、共同研究者のNodaさんにおんぶにだっこ状態です、thanks….)

これらの論文がジャーナルに載って他の経済学者の目に触れる頃には、これら論文で使っているデータは相当古いものになっているわけ。スピード感、無さ過ぎ。こんなんでは、経済学者は現実経済には一生追いつけない。ジャーナルに載っている最新の論文は、数年前のデータまでしか使っていないんだから。社会人になってから、大学院にいた頃より、はるかに現実経済に目を向けるようになった。

大学院時代にやっていた論文を書くって作業は、たっぷり時間をつかって100点狙いにいく感じだったけど、社会人になって仕事をするってのは、短時間で80点の解答を作成する感じ。100点狙っていたら、日々の変動から置いていかれてしまう。基本的なmindを根本的に変えないと、いかんなー、とか思う。どうも、時間をたっぷり使って100点狙いにいく態度が染み付いている模様。

コメント

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  2. […] アカデミックな世界のスピード感の無さは異常。 […]

  3. […] 俺の怒りが通じたのかw、ようやく査読結果が返ってきて、無事accept。Economics LettersのEditorがこのブログを読んでいるんじゃないか、と思ってしまうほどの、このタイミング。 […]

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