素晴らしい本。1969年出版の本だけれど、未だに読んで感動できる箇所がたくさんある。時間の淘汰に耐える本は、すごい。
あと、きになった点をメモ。
- メモは、忘れるためにつける。(p54)
- 知的生産のための空間を文化している(p92)
- 知的生産は、能率の問題ではなく、精神衛生の問題(p95)
- 一部分だけよんだ場合、「よんだ」とはいわない。そういうときには、わたしはその本を「みた」ということにしている。(p102)
- ひじょうな速読・多読の人もあるようだが、年100冊というのは、ふつうの人間としては限度ではないだろうか。(p105)
- 形がしっかりしていれば、中身はスラスラでてくる(p151)
そういえば、忘却が大事という話は、『思考の整理学』にも書いてあった。『アイデアのつくり方』でも、いったんインプットしまくった後、何も考えない時間を経てひらめきは降りてくる、と書いてあった。
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