帰国生だから英語できて当然と言われるが,実際には大学入ってからがんばって英語力を伸ばすように日ごろから意識していた努力の賜物だと思う.具体的にどんなことを意識してきたかメモ.
(1)映画は英語で見る
吹き替え版は論外.日本語の字幕は見ないように.最近のDVDだと字幕を英語にできるので,読みながら聞き,映画を楽しむだけで「読む聞く」のトレーニングになる.
あまり英語が出来ない人は,一度日本語で観ておいて,それをあらためて英語で見直す,というのも一つの手.
(2)iPodのポッドキャスティングで英語を聞く
これは去年の夏くらいからはじめた.おすすめはNHKの英語版.内容は日本のニュースなので,だいたい何いっているかわかる.アナウンサーの発音は,曜日によってよかったり悪かったり.朝と夕方に配信される.一回だいたい10分.通学途中に聞いている.
日本のニュースを英語で読んでいるだけだから,英語できない人もけっこう何言っているかわかるはず.レベルアップしたら,アメリカのCNNとかを聞くのも良いかも.発音はCNNのほうが良いし.
(3)英字新聞を定期購読
これは大学1年くらいのときにやっていた(いまはもうやってない).The Japan Timesを読んでた.毎日一面や気になる記事のみを選んで読んでいた.毎日いちパラグラフだけでもいいから,継続することが大事.いまの時代はネットでよめる.金かからないし,「とにかくトップ記事だけ毎日目を通す」とかでも大分違う.これもお勧め.継続が大事.
(4)大学の英語の授業は,自分のレベルよりやや高めのものをとる
大学で帰国子女クラスがあったんだけど,そこは日米両方の国籍もってる,とか英語のほうが日本語よりうまい,みたいな人もいるところだった.がしかし,そこに入って最後までやりきった.はっきりいって,このクラスにおける僕の英語レベルは平均より下だったと思うが,まぁ楽して簡単なところにいても仕方ないし.
(5)原著はなるべく原著で読む
これは大学院はいってから気にしていること.翻訳があっても,英語の原著にチャレンジ.辞書なしで電車の中とかだけで全部読めるためには,そうとうな語学力が必要.本の難易度によっては,TOEICとかだと900点オーバーできるくらいでないと,たぶん不可能.でも,小説とかなら根気さえあれば,もうちょっと点数低い人でもいけると思う.
とにかく,日ごろから意識しているだけで,大学入学時にはTOEIC 500点くらいだったとして,卒業時には900点を越えるのも実現可能な目標だと思う.語学留学して800点越えることも出来ないひともいるけど,ずっと日本にいたって英語を身につける機会はそこら中に転がっている.
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