『「依存する人」を「変化を起こす人」にどう育てるか』の読書感想

これもいい本。こういう本もあるから、たまには新刊のビジネスコーナーもいかないと。アマゾンの目次は以下。

第1章 部下は今どこにいるのか?(職務遂行能力より精神的成熟度を見る
「依存者」とは、問題は自分以外にあると考える人たち ほか)
第2章 ぐちゃぐちゃになった信頼関係を取りもどすには(上司の言い分、部下の言い分
上司と部下の笑えないコミュニケーションの現状 ほか)
第3章 依存体質からどうやって部下を抜け出させるか(「依存者」から「主体者」に変わるための「10のあり方」
ゴールを設定する―「考える」より先に「決める」 ほか)
第4章 チームワークがなければ勝利もない―チームワーク志向のビジネスリーダーに求められる資質(「勝つ」か「負ける」かの二分化思考を手放し、ともに勝つ
チームワーク意識の浸透―信頼関係を築き、ベクトルをそろえる ほか)

冒頭で人を5段階に分けているんだが、こういうの見ると反省するわ。自分はどこに分類されるんだろう、とか思ってしまって。

ステージ1は依存する人。この人たちの口癖は、「周りが悪い、環境が悪い、上司が悪い、だから俺はやる気がでないし結果が出せない」。自分の人生は自分で切り開くという発想がない人たち。20代のほとんどは、レベル1(依存する人)だと思う。

ステージ2は、ある程度仕事を覚えた人。自分の出した成果は、自分一人で出したと勘違いしている人。

ステージ3は、分岐に立つ人。ステージ2のままでいいのかと思っている人たち。あせっている人たち。

ステージ4は、主体者(リーダー)。変化は自然に起こるものではなく、自分で起こすものだと分かっている人たち。

ステージ5は、協働者。人生のバランスがとれており、楽しんでいる人たち。1+1を3とかに出来る人たち。

ステージ1のままで社会人を終える人もいれば、若くしてステージ5にいる人もいる。世の中不思議ね。

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