妻に勧められて読んだのであった。「運をコントロールする」というテーマを最近持っていたので、その意味でも読んで良かった。
本書は精神論。いいことをすると運が良くなる、と。いいこととは、例えばお年寄りに席をゆずろう、掃除をしよう、規則正しい生活にしよう、などなど。
いいことをする→運がよくなる
・・・という因果関係は、絶対にない。これは相関関係だと思う。背後にある第三の要因は、「人格が優れていること」だと思う。
人格が優れている人は、いいことをする。人格が優れている人は、プラス思考でものごとの良い面を見ようとするので、運がいいと自分で感じる。
だから、いいことが出来るようになることを目指すというよりは、「人格が優れている人」になることを目指すべきだと思う。しかし、それは簡単なことではない。能力を磨くのは簡単だが、人格者になるのは難しい。
とりあえず「人格が優れている人」に近づくために、いいことをするのは手っ取り早い道だと思う。いきなり「人格者になりなさい」と言われるより、「いいことをしなさい」のほうが、実行しやすいのだ。まずは「いいことをする」ことことからはじめて、人格が優れている人に近づくことを考えるべきだろう。
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てすと
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