まずは荷物について。うちらは「地球の歩き方オリジナル エディターズキャリーバックパックJr(ジュニア)」を購入した。これの良い点は以下。
- 背負うこともコロコロ転がすことも出来るので、悪路では背負い、普段は転がせば楽である
- 大きなバックパックと小さなバックパックを合体させることが出来るので、荷物を一つにまとめることができる
- 機内持ち込みサイズなので、乗り継ぎ便でロストバッゲージが心配なときは手荷物として自分で持ち込める
お奨め。値段は若干高いが、世界一周旅行する人はこれ以上良いバックパックはないと思う。
次にお金について。うちらは、日本円現金で数十万、米ドル現金で二千ドルくらい、あとはカードを俺が一枚、妻が二枚持っていった。それから、Citibankの口座も用意しておいた。TCはもって行かなかった。まったくこれで困らなかった。Citiは世界中にあるし、カードも随分多くの国で使えた。
ATMはそこら中にあるけど、道端にポーンとおいてあるようなところは使わないほうがよいと思った。カードが機械に吸収されてしまったり、カード情報を盗むように細工されている可能性があったり、大金を下ろした直後に襲われたりするかもしれないから(たとえ1万円おろしたいときも、世界には庶民の日給が300円の国もあるので、それは大金であることを忘れずに)。そういうわけで、現金をおろすときはうちらはCitibankの支店を探した。手数料をケチったというよりも、防犯カメラやスタッフがいるところでお金を下ろす安心のほうが、Citibankを探す手間暇コストよりも高いと思ったということ。現地通貨しか下ろせない点は注意。米ドルが有用な場面がとても多いが、CitibankのATMでは現地通貨しか下ろせないので、日本をでる時点で少し大目の米ドルを持っていくと何かとよい。
カードは、ちゃんとしたホテルなど、信頼できる店でしか使わないほうがよい。さらに、使えるはずなのに「このカードは使えない」といわれることもあるので、複数もっていくとよい。VisaとMasterがやっぱり有用。それ以外、例えばJCMとかだと、「なにそれ、聞いたこともない」といわれることもある。
サイフは二つ用意するとよい。ちょっとした買い物で大金がチラチラ見えるのはよくないので。一つは日々使うサイフ、もう一つは大金を入れておくためのサイフ。カードも複数枚持っているのならば、一枚ずつ違うサイフにいれてリスク分散を図るとよい。毎日、宿に戻ったら、翌日必要そうな分だけ、お金を入れ替えるとよい。
サイフやパスポートなどの貴重品は、ポシェットに入れておくと良い。こうすると絶対に視界に入るので、強盗などの凶悪犯罪に出くわさない限り、貴重品を失うことはないだろう。さらに、ポチェットとサイフをチェーンで結びつけた上に、ポシェットのファスナーにカギをつけておけば完璧。
世界一周旅行では、どれだけ慎重でも慎重すぎるということはない。
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