これ、今までスルーしてきたんですが、それは何がなんだかよくわかっていなかったからです。というかいまだによく分かっていません。分かる方がいたら、少し知恵を借りたいところなんですが、これって一体なんなんでしょう。このままだといつまでたってもこの問題を考える気にならなそうなので、とりあえずブログで書いてしまおうかと。
気になる記事は以下。
Wake up to the dangers of a deepening crisis by Lawrence Summers
ラリー・サマーズによれば、米国はこれから景気後退局面に入るとのこと。サブプライム問題でゆれた8月に比べて、アメリカ経済の現状は遥かにやばくなっていると。そんなに深刻なんですかね、これ。そういえば今朝の円ドルレートみてびっくらこいた。108円とか。あれ、いつのまにこんなにドル安くなってるんだろう。
そしてついでに言うと、日経平均いつのまにこんなに安くなってんの。11月にはいってから急降下。1万5000割った日もあるじゃーん。ところで、今年の2月の株安の時には、ドイツの武者さんは、年末には2万2000くらいいくと強気予想してたな(参照)。ネット上では、「ということは、今年は下げだなw」という論調が多かった記憶があるが、その通りになってきているんでしょうか。
10月半ばくらいに、日経平均の収益率をGARCH推定したときは、直近時期はそれほど日経平均はボラタイルにでていなかったような気がする。あと、Ito Sugiyama論文の手法で市場効率性の指標を計測してみたが、やはり直近時期に別に異常な水準にはなかった。
話は逸れましたが。。。そう、サブプライム。どう捉えたらいいの、これ。
某教授がサブプイムについて、(1)平蔵が政権から去り日本の銀行がキャリートレードするようになった(2)米国の証券会社がマクロリスクとミクロリスクの違いを区別できなかった(3)米国の制度的問題、とまとめていたのだが。
もう少し自分なりに理解したいんだが、うー、わからん。
コメント
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3
意外と馬鹿にできないほどまとまってます。
背景には、世界各国の中央銀行が
過剰流動性供給しまくってて、行き先として
サブプライム(とか投資銀行屋さんたちの
がんばり)に行き着いたってことが
本質だと思います。
自分のブログで書いた記事は消しちゃったけど
http://www.imf.org/external/pubs/ft/survey/so/2007/RES0823A.htm
これ面白いですよ。確か次の日に日経新聞あたりも
取り上げてました。
個人的には、このIMFのペーパーが面白いのは、
みんながリスク評価としてVaRを導入すると、
導入事前と事後で分布が変わるという滑稽な話。
今日は日本時間にアブダビ投資庁がシティに出資するという
ニュースも流れてたり、マーケットは毎日てんやわんやです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071127-00000060-mai-bus_all
バーナンキが利下げ示唆とか、私の履歴書で野村の元会長が『海の色が変わった』とか書いているし(参考)、いま節目なんですかね。
[…] 『サブプライム問題』ってエントリーを書いてから,また少し自分で勉強した. […]