iGoogleで個人データを大量収集

iGoogleのネット広告を、最近あちこちで見るようになった。

基本的な考えはこういうことか。

(1)iGoogleを普及させるべく、広告を打ちまくる。
(2)PCを起動してウェブブラウザを立ち上げたらiGoogleになるのがみんなにとって当然な時代にする。「ホームページ」のデファクトスタンダードを勝ち取る。
(3)そのために無料で便利なコンテンツを投下しまくる。カスタマイズさせたい放題。(doc&spreadsheet, google calender, gmail, google notebook,などなど)
(4)個人レベルでの詳細な検索履歴をgoogleが独り占めできる。
(5)気がつかないうちにわれわれはみんな管理されている。
(6)超ピンポイントな広告を出す能力を独占。広告収入でうはうは。

そんなデータが手に入ったら、個人行動がどうなってんのか計量経済分析の論文のネタになりそうだ。そしていい加減なことをテキトーに述べると、Googleが本気で”Don’t be evil (良心を大切に)”という彼らの企業理念を守れるならば、より効率的な資源配分が達成されるような気がする。

Assumption : Googleは、”Don’t be evil (良心を大切に)”という彼らの企業理念を破ることは無い。
Conclusion :  より効率的な資源配分が達成される。

という、それはそれで意味のあるかもしれない定理がいつの日がどこかのジャーナルにでも載るかもしれませんな。が、現実には、Googleはそんな企業理念をいつまでも守れないからこの定理は現実にあっていません、とか誰かがつっこんだりして。

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