1.
相当に良い本。圧倒的。顧問会計士に教えてもらった本。本人は読んでないらしいが!
『そもそも株式会社とは』by岩田規久男、とかも合わせ読んでください。
言葉の定義が整理されていて、すっきりします。
- のれん
- 営業権
- 株主価値=時価総額
- 企業価値
- みんなのもの、という意味での企業価値(日本的なそれ)
- Valuation by McKinsey にも出てくる意味での企業価値(有利子負債を除いた資産も、株主価値にプラスするって、やつ)
M&Aでのれんが発生する源泉は、経営者が変わるからこそ生じる将来CFの増加分だよ、って話。だから、売る方がそれをすべて取得するのはおかしいよ、って話。ホリエモン、村上ファンド、ニッポン放送株をめぐる攻防、とかが詳細に説明されていて、楽しい。
著者の森生さんのwikiは、これ。著者は、京大法学部、HLS(Harvard Law School)。ゴールドマン、ハゲタカの監修。大手law firm顧問。
2.
これは自分で選んで読んだ本。M&Aの裏側を教えてくれる。こんなに裏側書いて、大丈夫?
圧倒的に売手のほうが少なく、買手が多いよ、とか。そりゃそうだ。ぴったり条件みたす売手なんかほぼない。
著者の藤井さんは有名らしい。うちの顧問会計士も読んだことあるってさ。
3.
これは、kindle unlimitedで読んだ本。DD(Due diligence)についての解説本。
財務DD・税務DD・会計DD・年金DD・不動産DD・情報セキュリティDD
法務DD
事業DD
ITDD
表明保証で、だいぶリスクヘッジできますけどね。未払賃金とかがあってもね。