戸田裕之先生が書いた以下の文章を読んで、大学の存在意義って何だろうと思ってしまった。
石原都知事の大学改革で、都立大学が首都大学東京になった際、経済学コースの先生たちが反発して、多くが他の大学に移ってしまった際の経緯を、物語風に書き立ててる。球技Aチームは経済学、球技Bチームは経営学、球技Cチームはマルクス経済学を指しているみたい。わかりやすい。と同時に考えさせられる。
大学教員の仕事は、研究と教育、の二つ。石原都知事は、研究を軽視し、教育を重視した。都民のための教育サービスを提供する機関としての大学の役割を重視するのが、改革だったみたいね。
これは、戸田先生のようにまともに研究をしている人からすると頭にきて当然。教育も大事だけど、大学の先生が研究しないと、学問は1mmも進展しないわけだから。この点、研究者としての大学教員の役割の重要性を、理解してもらいたい。もう遅いけど。
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