そろそろ発表のはず.明日あたりなんでしょうか?気になりますね~.Mankiwも気になってる様子.
Mankiwの予想は,”Fama, Feldstein, or Barro”とのことですが,どうでしょう.経済学の場合,(自然科学と違って)若造がとることはまずないことを考慮すると,この3人の名前が挙がるんでしょうね.あとは,これまでの流れみたいなものもあるし(同じ分野で連続してあげない,とか,そういうことがある).そういうことも考えるとやはり,この3人のうち誰かということになるんだろうか.
今年とるかどうかは別にして,そのうち確実にとると思われる人リストだったら,ほかにも名前が挙がるんだろうけど.たとえば,LP Hansen, P Krugmanとか.Steven Levittはどうなんだろう.
ま日本人には,少なくとも向こう数十年は縁が無い話だ.日本人が獲れるかも,というところに行くには,向こうのトップスクールでPhDとって,そのままトップスクールに就職決めて,じゃんじゃんトップジャーナルに業績だして,そのままトップスクールでテニュアとって,ノーベル賞候補になりましたね,・・・ってゆう日本人がじゃんじゃん出てこないと行けないわけだが,現実にそんな日本人はほとんどいないし・・・可能性があるとしたら,今の僕の世代以降のスーパースターが起こす奇跡にかけるしかないんじゃないか.
ちなみに,
に登場する日本人は,以下でした.数字は順位.括弧内は略歴.
61
Amemiya,-Takeshi (ICU -> PhD from Jonhs Hopkins -> Prof at Stanford)
174
Hayashi,-Fumio (Univ. of Tokyo -> PhD from Harvard -> Prof at Univ. of Tokyo)
556
Aoki,-Masahiko (Univ. of Tokyo -> PhD from Minnesota -> Prof at Stanford)
607
Matsuyama,-Kiminori (Univ. of Tokyo -> PhD from Harvard -> Prof at Northwestern)
821
Ito,-Takatoshi (Hitotsubashi -> PhD from Harvard -> Prof at Univ. of Tokyo)
963
Suzumura,-Kotaro (Hitotsubashi -> PhD from Hitotsubashi -> Prof at Hitotsubashi)
・・・というわけで,KeioのKの字も見当たらんのが現実でして.Book smartな人材はUniv. of TokyoかせいぜいHitotsubashiが供給してくれるので,KeioはStreet smartな人材育成に力点を置き,academicな大学院に資源を配分しません,というのが安西政権の考えなのだろうか,と以前から思っていたが(Law schoolへの力の入れようと,graduate school of economicsなどへの力の入れなさ具合を,露骨に感じる),これを見たら何も文句は言えないよなー.
ところで,Suzumura Kotaro先生すごいな.海外でPhDとってないのにこれだけ業績あげるとは.
(補足)
過去の受賞者一覧は,こちら
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