『仕事は楽しいかね?』の読書感想

 こっちは仕事が楽しいとか楽しくないとか考える暇もないくらいな状況なんですけどね。なんとなく読んでみました。働きすぎてお疲れな皆さん、GW中はこういう本でも読んですっきりしましょう。

自己啓発本ってやつですね。『仕事の思想』とかに似ているかも。あと、チャンスはそこら中に転がってるんだけど自分で気づかないだけ、みたいなことが書いてあるのは、『ユダヤ人大富豪の教え』にも似ているかも。自己啓発本なんてだいたい同じことが書いてあるわけだが。それでも、どうしてもまた次の本を読んでしまうのはなぜだろう。

「でも、そんな人たちをだれが責められるだろう。ほとんどの人が、仕事への情熱を目の当たりにすることなく育ってきた。子どものころ、両親が熱狂的なほど熱くなるのを見た課外活動といえば、スポーツくらいなものだ。やがて子どもは、自分はプロのス―ツ選手にはなれそうにないと気づき、心にぽっかりと穴があく。大人になるまで決して埋まることのない大きな穴がね」(p33)

 

「コンピューターは〈整然としている〉ってことなんだ。これはゲイツ自身の言葉だよ、〈整然としている〉というのはね。それから彼は、日標はつねにコンピューターに〈違ったやり方で〉処理させる方法を見つけることだとも明言していた。この企起ったやり方で〉というのも、彼自身の言葉だ。発明家や革新者に話を聞くと必ず、〈異なった〉という言葉と一緒に、自慢げに人に見せるという考えが出てくる。成功する人たちはね、自分がどこへ向かっているかということはわかってない――ただ、遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守ろうと思っている。(p44)

 

「ハハー・難しい人だなあ、きみは。そう、たしかにまぐれには違いない。だけど、きみはこれまでまぐれを生かせてきたかね? もしかしたら、僕たちはそのコツを勉強して、″まぐれ当たり専門家″になるべきかもしれないよ」(p56-57)

 

「一つは、″適切な時″とか”完璧な機会″なんてものはないということ。これは〈この場で〉〈ただちに〉始めるということだ。もう一つは、パッと浮かぶ考えはたいてい使い古されたものだし、パツと浮かんだわけではない考えの多くもやっぱり使い古されたものだということ。とどのつまりはこういうことだ、<一か八かの賭けをしないなら、チャンスなど一つもない>」(p84)

 

すごい! 完壁以上に素晴らしいなんて。論理としては筋が通ってないけど、それを聞いたとたん、僕はハッとひらめいたね。彼の言葉は、完璧というものに対する僕の考え方を永遠に変えてくれた。完璧では十分じゃない――まだ試してみる必要があるってことなんだってね」(p87)

 

問題を解決しようとして、結局ビジネスにしてしまったんですよね。(p141)

 

『川沿いに住もうと思うなら、ワニと仲良くなれ』(p141)

新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。(p157)

 

「自分の仕事をあまりに狭いものに定義しすぎだ」(p158)

 

完壁とは、ダメになる過程の第一段階(p172)

 

 

■自己啓発系の面白い本

“The Luck Factor, Changing Your Luck, Changing Your LIfe: The Four Essential Principles”の読書感想

This book is amazing. 著者の研究のやり方について、ちょいちょい疑問を感じることがあったが(注)、概ね著者の主張は説得的で同意できる。自分が運の悪い人だと感じている人に、激お奨め。 ちなみに、邦訳版もある→運のいい人、悪い人―運を鍛える四つの法則

本書では、「Lucky people」「Unlucky people」「どちらでもないpeople」の三つのグループについて、どのような差があるのかを研究している。その結果、

Luck is not a magical ability or a gift from the gods. Instead, it is a state of mind—a way of thinking and behaving.
(pp.165)

Scientific research has revealed that the real explanation of luck lies in four basic phycological principles.
(pp.192)

ということを明らかにしている。ではfour basic phycological principlesとは何かというと、以下。僕なりの解説も付与する。

  1. Maximize your chance oppotunities:「luckは人が運んできてくれるものだから、人との接触を増やしなさい」ということ。
  2. Listen to your lucky hunches:「直感には、いまだに解明されていないすごい力があるから、直観力を磨きなさい」ということ。
  3. Expect good fortune:良いことを期待すると「ウソから出た真」になるよ、ということ。
  4. Turn bad luck into good:運の悪いことに直面したら、そこから得られる教訓を引き出して今後に生かしなさい、ということ。

細かいところでツッコミを入れたくなったが、大きな議論の道筋は説得的。特に「3.Expect good fortune」が「ウソから出た真」になることの説明は、非常に論理的で好き。

運がよくなるためのexcerciseも紹介されている。運が悪い人はお試しあれ!本書の内容が説得的だと感じたならば、excerciseのやる気も高まるはず。

(注)気に入らなかった点は、大きく二つある。一つは、”Luck”という言葉の定義を明確に与えていないこと。これはいまだにむかつく。定義も満足に出来ないのに、Scienceといっていいの?二つに、統計的有意かどうかを本文で報告していなかったこと(でも、巻末のNotesにp-valueが報告されていることに、読み終わってから気づいた)。

なぜ人は投票するか

経済学のジョークに、こんなものがある。

二人の経済学者が、選挙の投票所でばったり出くわした。お互い、「今日のことは同僚には言わないようにしよう」と約束して、立ち去った。

経済学では、主体のインセンティブについて考える。選挙で言えば、国民が投票するインセンティブを考える。一つの票が、選挙結果に影響を与えることはまずない。過去の開票結果を調べてみると、一票差以内だったケースはほとんどないからである。

ではなぜ国民は投票するのか?合理的な人ならば、投票のメリットよりも投票コストの方が高いはずだ。経済学的には、「投票する」という行動は、合理的ではない。だから、経済学者である自分が投票しているところを目撃されて、恥ずかしがっている、というのがこのジョークの意味である。

なぜ人は投票するのか?まじめに、経済学的に考えてみよう。投票のメリットは何か?「国民としての義務を果たしている、という満足感」というのが真っ先に思いつく。ほかにも例えば「投票しているところを、地域コミュニティの人に見られたい」ということもありうるだろう。実際、ある研究によると、規模の小さい自治体ほど、投票率が高いらしい。これは、都会で近所づきあいが少ないようなエリアよりも、村社会ですぐに噂がたつようなところほど、他人の目を気にして、投票行動を起こしている、と考えることが出来る(注)。

今日、とある大物政治家のお話を聞く機会があった。その講演会の参加者を見ていて、この方たちのインセンティブは、まさにそういうものな気がした。講演会に参加する、などの政治活動を通して、コミュニケーションの場としているのでは、と感じてしまった。

(注)
Freakonomics: A Rogue Economist Explores the Hidden Side of Everything  (邦訳はヤバい経済学 [増補改訂版]
を、ハネムーン中にドバイの本屋で立ち読みして得た知識なので、ちょっとはっきり誰の論文が覚えていない。(それどころか、何頁目に書いてあったのかすら覚えていない。)ちなみにRevised and Expanded Editionではないバージョンの本は、こちら

『歴代首相の経済政策全データ』の読書感想

草野厚(SFCの看板教授)の著作。

中曽根政権以降のみ読んだ。「経済政策全データ」と言っているが、外交政策にも紙面を割いているし、「データ」は最初の方にグラフが載っているだけ。でも、事実をたんたんと記述してくれているので、これまでの日本の政治経済の歴史を俯瞰するにはちょうどよかった。

文章は、政治学者が書くものより、経済学者が書いたもののほうが、理路整然としている印象を受けた。やはり数学やるかどうかの違いが現れるものなのか。ちなみに、理工学系の人が書いた文章は、もっと理路整然としている印象があるな。

日本のいまの政治システムだと、首相が「正しい経済政策」と取ることは難しい、という趣旨のことが書かれてあった。「あの首相はアホだ」とかいう書き方をしてストレス発散するのは簡単だが、そういうことをしない著者に好感を持った。日本のいまの政治システムとは、議員内閣制で、内閣が与党(つまり自民党)に支えられた政党である、ということ。首相になるには与党総裁になる必要があって、そのためには与党内の最大派閥の長になるか、最大派閥とつるむか、どっちかしかない。いずれにしても、与党内の多数派の意向を無視できず、彼らは選挙で当選するために有権者に耳障りの良いことしか言わないので、「正しい経済政策」をとることが難しくなる、ということ。

経済学部出身だが、あまりにも自分が経済政策決定過程について無知すぎると悟らされた。

結婚しました

25歳とちょっと早めですが、昨日結婚しちゃいました。えへっ♪

昨日の僕たちの挙式、披露宴、二次会のためにわざわざ京都まで来てくださった方々、どうもありがとうございました。たくさんの方々にお祝いしていただいてとっても嬉しかったです。いやぁ、ほんと京都最高だ~。特に東山エリア。京都に生まれ育ちたかったわ。東京にはあんな雰囲気の場所ないよね。余興のフラメンコも素晴らしかったし!キャサリンとディランとか本物以上の出来でしょ、あれ完璧すぎる。

結婚式って、すごく楽しいのね。準備も楽しかったし、当日も楽しかったし。そしてこんな風に思うようになるなんて、僕の選好も随分変わりましたね。そうです、効用関数のパラメータが不変であると想定しているそこのあなた、その想定はかなり変ですよ。人間の好みって案外変わったりするものなわけで。だから本当は効用関数のパラメータはtime varyingであるという想定のもとで計量するべきなんじゃないでしょうか。状態空間モデルとかがんばって使って。とはいっても生産関数のパラメータのほうがコロコロ変わるから、どちらかと言えば効用関数のパラメータのほうがstableであると考えているのである、というのが経済学者の基本スタンスなんでしょうけどね。需要関数の推定で供給関数だけを変化させるような外生変数(たとえば雨量)を操作変数として使う、なんてこの基本スタンスが現れている典型だろうし、GMMでC-CAPMのリスクパラメータ(効用関数のパラメータ)を推定する、って発想も、この基本スタンスの延長上にあるお話に僕には思えます。

・・・おっと、話がいつのまにかeconomicsの方向に逸れましたね。若干、ウェルカムスピーチで噛みましたが、最後の謝辞はきっちり決まったと思います♪ただ、新郎父の謝辞がめちゃくちゃ長くって、あんなに長々としゃべるって事前に分かっていたら絶対やめさせたんですがね・・・w

結婚した素直な感想は、「人生の次のステージに来た」です。結婚準備を通して学ぶことがとても多くって。でも教科書に書いてないタイプの学習も良いですね、脳だけでなく感情も刺激されるんで。

これからもみなさんよろしくお願いいたします。

『人間失格』の読書感想

太宰治が自殺直前に発表した作品.一応,大庭葉蔵という名前の主人公が書いた三つの手記という形式で構成されているが,内容が太宰自身の人生とかなり似ているところがあり,自叙伝なのでは,と勘ぐってしまう.おそらく自叙伝なのだろうが,真相はよくわからずじまい.なにせ発表後すぐ自殺してしまったのだから.

で,内容.「恥の多い生涯を送って来ました。」という文章がすべてを象徴している.大庭葉蔵の人生は恥だらけである.学校には行かず働きもせず,しかし国会議員の父のおかげで金には困らず,その金で女,酒,薬に溺れ,自殺未遂をやったり,妻が強姦されても助けずに逃げる,といった具合である.まさに,この人間は「人間失格」だな,というのが率直な感想である.それ以外には思うことは特にない.

僕はいまや25歳.10代の頃に読んだらもうちょっと違った感想を持ったかもしれない.10代の頃は,意味もなく人生に悩み,「死」という言葉に憧れをもったり,「自殺」が美しいものだと勝手に思ったするものだ.そんな多感な思春期の読者が本書を読んだら,きっと太宰に傾倒するのだろう.いい大人が読めば「いつまでも寝言ほざいてないで,まともに働いて生きなさい」と感じるだろう.

とはいえ,恥を承知でその心の内を赤裸々に告白することで,人間の本質をたくみに捉えた作品となっていることは否定できない.この告白が,大庭葉蔵という想像上の人物のものなのか,太宰のものなのかは置いておいて.思わずハッとする文がいくつも紛れ込んでいた.一例を挙げると,「けれども、自分は、父がそのお獅子を自分に買って与えたいのだという事に気がつき、父のその意向に迎合して、父の機嫌を直したいばかりに、深夜、客間に忍び込むという冒険を、敢えておかしたのでした。」(pp.17)

夏目漱石の『坊ちゃん』の方が文章が気持ちがいい.

『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』の読書感想

これは友達に薦められて読んだ本.アメリカで250万部売り上げたベストセラーのビジネス書ということだが,確かに面白かった.知的に面白いし,実践でも役立ちそう.

内容は,業績が悪化してる工場の所長が,試行錯誤しながら業績を改善していくというストーリー.小説に仕立てているので,分かりやすくさらっと読めてしまう.さて,タイトルの『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』であるが,本書では,「企業の目標は,お金を儲けること」と定義している.この当たり前の定義を確認するところから物語は始まる.主人公は,「企業の目標(ゴール)はお金を儲けることで,そのゴールに近づけるように全体最適化問題を解けなければならない」ということに気付く.それまでの主人公は,一部分のみをみて,部分最適化問題を解いていた.例えば,製造現場ではついつい「コスト削減」「生産効率の上昇」などを目標にしがちだが,本来の目標は,「お金を儲けること」なのである.だから,「一製品あたりの製造コスト」や「機械や労働の生産性」などといった部分的な指標をみてはいけない.ゴールに近づくために見るべき指標は,「スループット(販売を通じてお金を生み出す割合)」「在庫(販売しようとする者を購入するために投資したすべてのお金)」「作業経費(在庫をスループットに変えるために費やすお金)」の三つであると本書で出てくる.スループットを上昇させ,在庫と作業経費を低下させるようなマネジメントがやるべきことであると.

部分最適化問題の解と,全体最適化問題の解はずれることがあるので,前者を考えていると実は工場マネジメントは最適化されないよ,という具体的な例が出てくる.「何もせずに工場内で暇そうにしている作業員がいるのは悪いことか」という質問に対して,主人公は「もちろん悪いことだ」と述べる.しかし,実際にはかならずしもそうではないことがあきらかになっていく.主人公は次第に,生産過程の中で,一番生産性が低い生産過程(これを本書ではボトルネックと呼んでいる)のペースにあわせて,他の生産過程(これを本書では非ボトルネックと呼んでいる)のペースを落とすべきだということに気付く.そうではないと,非ボトルネックで作る部品は常に余剰在庫になり,在庫が増えることで管理コストが増えるからである.逆に,ボトルネックをフル稼働させなかった場合,それは工場全体の売り上げ(スループット)の減少に直結するという.ボトルネックの生産能力=工場全体の生産能力,だからである.

単純な話で,一列に隊を為してあるき,全員が目的地にたどり着くには,太った一番ペースの遅い隊員が目的地にたどり着く必要がある,ということ.早くたどり着く人もいるが,彼らは結局,この太った隊員の到着を待たなくてはいけない.結局,この待機コスト(=在庫コスト)の分だけ余分なお金がかかるので,早く歩ける隊員も,太った隊員にペースを合わせたほうが,全体での消費カロリー(=作業経費)は減るので,良いことだ,ということ.この例では太った隊員が,ボトルネック.

ボトルネックの前後での生産過程は,生産ペースをボトルネックにあわせる必要があるが,ボトルネックでの仕事がなくなることは絶対に避けなければならないので,ボトルネックのところで,「ボトルネックでの仕事待ち状態になってる部品」がある程度たまっていなくてはいけない.そのためには,非ボトルネックには,余剰生産能力が求められる.すべての生産過程が,「需要に見合ったピッタリの生産能力を持っている」ような,一見理想的なバランスのとれた工場は,実はとても非効率的である,という結論が導き出される.

本書で印象に残った概念として,「依存的現象」と「統計的変動」という二つがある.「依存的現象」とは,生産過程にはいじれない順番があるということ.「統計的変動」とは,例えば,仮に生産過程1,2,3の三つの工程からなる生産ラインがあるとする.それぞれの過程では,平均すれば一時間で100個の部品をあつかえるとしよう.3時間後に100個すべてが処理されているか,というと現実には違う,ということ.例えば,最初の1時間で生産過程1で95個しか作れなければ,生産過程2ではそもそも95個しか投入されない.この95という数字は,生産過程2で減ることはあっても増えることはない.仮に95個全部を生産過程2で扱えたとしても,生産過程3で同じことに直面する.生産過程が長ければ,この問題はより深刻になる.だから,生産過程1で,例えば最初の1時間で95個,次の1時間で105個,合計2時間で200個を扱って,「うちのところはこの2時間でやるべき仕事をこなした」といっても,最終ラインでは期待された時間(4時間後)で200個は完成しないということになる.つまり,生産ラインの最初の方は,最後の方よりも生産能力が高い必要がある,ということ.

本書は生産サイドの本だったので,今度は営業サイドの本でおもしろそうな本を見つけて読んでみたいと思います.それから,経理,マーケティング,ファイナンス・・・などなど,学びたいことはたくさん!

Obama vs Clinton

昨日紹介した,Google Trends
Googleでどれくらい検索されているか≒世間の注目度
という考えに基づいて,Bushの次の大統領候補二人を調べてみた.
Bushの次の大統領になる可能性が高いといわれる二人,それがHillary ClintonとBarack Obama.Google Trendsで調べてみた結果はこんな感じ
2004年7月ころ,Obamaのヒット数が異常に高くなっている.Google Trendsは賢く,このときどんなイベント,ニュースがあったかもコメントしてくれている.それによれば,

Remarks by Senate candidate Barack Obama to the Democratic National Convention

とある.民主党全国委員会でObamaが演説を行ったらしい.たった一度の演説で,これほどまで異常なGoogle検索数に結びつけるObamaの演説を聴いてみたくなった.Youtubeにあるじゃーん.
全部で20分ほど.まずは前半部分.

次に後半部分.

これは・・・この演説はあまりに素晴らしすぎる.素晴らしすぎて,危険だ.後編の3分39秒(残り4分26秒くらい)からの盛り上がり方がヤバイ.言葉だけでこれだけ人々の気持ちを高揚させることが出来る政治家,日本にいるかな?
Google Trendsの結果を見れば,基本的にHillary Clintonが優勢だが,こういう演説などのイベントで異常に人々の心をつかんでしまうObamaに対して,Hillary Clintonは絶対に気が抜けないというのがよくわかった.

『美しい国へ』の読書感想

美しい国へ 美しい国へ
安倍 晋三

文藝春秋 2006-07
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我が国のいまのトップはどんな考え方を持った人なんだろう、ということで、今更ながら読んでみた。
育ちのよさを改めて感じた。Wikipediaなどを見ていても、血筋がよい。サラブレッド。いろいろな理想を綴っているが、この人は国のためになら死ねるんだろうな、と思った。それだけの情熱を感じた。正義感が強そうで、世のため国のために尽くしたいと本気で思っていて、カネとか名誉欲みたいなものには関心がまったくない、実に心の美しい人だと思った。
そして、その理由は、やはり育ちの良さだと思う。実にのびのびと生まれた段階から育ってきたんだろう。育ちがよく、何不自由なく生きてきたので、物欲や他人に対する嫉妬心とか名声を求める欲がないのでしょうね。マズローの考え方とかで考えれば、幼少時点ですでに「自己実現欲」以外のすべての欲求が満たされていたんだと思う。
生まれや育ちが非常に良いひとの理想論というのは、かなりの確率で正しい気がする。理由はよく説明できないが。もちろん、間違っていることもあるけど、総じて見れば、大体正しい気がする。にもかかわらず安倍さんに任せるのは不安だ・頼りないと思ってしまうのは、安倍さんの頭があんまり良くないからだとしか言いようがない。