『武士道』の読書感想

名著。お札の顔になる人はすごいよ。

1899年初版。しかも、英語で出版。タイトルは”Bushido-The Soul of Japan”だったらしい。もう、この時点ですごすぎる。100年以上も前に、これだけ高度なことを、英語で、世界を相手に主張しているわけで。

ほんと、すごいの一言。武士道って、成文化されておらず、「これ」といわれる書物がなかったらしい。(『聖書』みたいに。)それを、封建制が崩壊した時代に、新渡戸稲造が成文化した。という価値がまず大きい。しかも、その内容もすごいなー。としかいいようがない。

なんか、すごいすごい書きまくって小学生の文章みたいだけど、他に形容詞が見つからない。ボキャ貧ですいませんね。僕みたいな若造なんかが読書感想書くのもおこがましい気がしてきた。

コメント

  1. 武道通信 より:

    武士の妻女からみた武士道
    検索“修行”しておりました道中、貴HP(道場)へ立ち寄った者にて候。
    突然のお知らせ(書き込み)にて御免!
    現代の女性に求められる「女性の品格」の源は武士の妻女の品格、気品です。
    武道通信http://www.budotusin.net
    へ御立ち寄りいただき『武士の女の品格』──武士の妻女からみた武士道を
    お読みいただければ幸いです。

  2. […]  なんという素晴らしい良書でしょう。もっとはやいこと読むべきでした。 やっぱり時間の淘汰に耐えた本というのはすごいです。『武士道』も素晴らしいけれど、あれは111年モノ。『学問のすすめ』も素晴らしいけれど、あれは130年モノ。『君主論』も素晴らしいけれど、あれだって500年モノ。『帝王学―「貞観政要」の読み方』も素晴らしいけれど、あれもせいぜい1400年モノ。では本書は?なんと2000年以上モノだ。そりゃ読む価値あるわ。(ちなみに、同じく2000年以上モノの『論語』は、どうも僕に心にはあまり響かなかったようで、ただ眠いだけでした。) 例えばこれとか、要は「3C分析しましょう」って言っているのですね。 だから戦争のことに通じた人は、[敵のことも、身方のことも、土地のありさまも、よく分かったうえで行動をおこすから、]軍を動かして迷いがなく、合戦しても苦しむことがない。(p141) 最初に訳者による解説で孫子の特徴として「好戦的ではないこと、現実主義的なこと、主導性を握ることの重要性が繰り返し強調されること」の三つをあげています。この三つだけでも肝に命じて生きていこうとか思いました。 ほかにも心に刺さった内容がたくさんありましたが、本当に素晴らしい本です。絶対にまた読み返します。 本屋さんの店頭に並ぶ流行りのビジネス書ばっか読んでないで、こういうのもっと読もう。 投稿者 daniel1983投稿日: 2011年7月5日2018年2月4日カテゴリー 雑記(Scribbling) […]

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