食品と薬品

不景気不景気というが、食品と薬品関係だけは割りといいらしい。不景気でも人は腹が減るし、病気にもなるからね。逆に言えばこういう基本的なところ以外は、ぜんぜん駄目みたい。いい話がぜんぜん無い。

現在の金融危機・世界的不景気は相当深刻。これから、世界全体が根本的に大変化しそう。たぶん、これからもっと悪くなる。毎日毎日、ネガティブなニュースばっかりだけど、まだまだこんなもんでは収まらないんじゃないかなぁ。

特に、日本は他の先進国に比べてまだマシに見えるが、それは単に日本でまだ金融機関がどこも倒産していないから、そう見えるだけだと思う。で、その背後には、先進しすぎて自滅した欧米の金融機関VSのんびりしていたおかげで助かった日本の金融機関、という構造があるんじゃないか。

しかし、日本の実体経済はそうとう悪くなっている。設備投資はほぼ全ての産業(食品と薬品関係以外)で急ブレーキがかかっている。まだまだ、もっと悪くなりそう。今はまだなんとか仕事があるけれど、数ヶ月後にどうなっているか。不確実性は、極めて高い。

そんな中、けっこう心配なのは、現状認識が極めて甘い人がわが国の総理大臣をやっていること。麻生総理についての僕の考えは、ほぼこれと同じ。今年は政権交代も9割以上の確率で起こりそうだし、政治、経済、ともにぐっちゃぐっちゃになりそう。

まったく。こんなときに社会人になるなんて、すげー勉強になるぜ。

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