『P&G式 世界が欲しがる人材の育て方―日本人初のヴァイスプレジデントはこうして生まれた』の読書感想

P&Gの友達にすすめられて読んでみた。が、正直言ってつまらなかった。理由を整理してみたら、三つあった。

一つは、カタカナ英語が多すぎて、分かりにくい読みにくい疲れるから。想定読者は誰なの?「いい人材どうやって育てよう」と悩む日本の経営者、人事担当者などではないの?そういう人たちが本書を読んで、読みやすいだろうか?読者の視点に立って執筆していないでしょ?P&G社内ではそんな調子でカタカナ英語連発してOKでも、普通はわけが分からんよ。

二つは、自慢話が多いから。そんな話が聞きたいのではない。世界が欲しがる人材の育て方を知りたいのだ。余計なことにページを割かないで、世界が欲しがる人材の育て方にページをもっと割いて欲しかった。

三つは、P&Gで働くその友達から既に割とP&Gについて話を聞いていたから。その友達とはけっこう仲がいいんで。まったく知らなかったら、けっこうびっくりすることが多かったかもしれないけど。

・・・と、けっこう悪く書いてしまったが、あくまでもこの本に対する感想ね。P&Gという会社そのものは、いい会社なんだと思う。この著者も、「I love P&G」という気持ちがにじみ出ているし。僕の友達も楽しそうに生き生きと自発的に働いている。この会社で働く人に対する印象は、かなりいい。

P&Gに就職を考えている学生は読むと良いかも。

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