『「へんな会社」のつくり方』の読書感想

はてなの近藤淳也社長の本。2006年出版の本。こういう本はタイムリーに読まないといかんなぁ。2年以上経ってるけど、読む価値あったかも。おもしろかった。

世間的には「ITベンチャー急成長企業」ということだが、近藤社長は、はてなはものづくりをやる会社だって言ってる。まぁそうだよね。グーグルを意識しているって。まぁそうだよね。

タイトルの「へんな会社」というのは、以下のようなことを言っている。

  • 立って会議をする→長引かせない
  • 仕事の進行管理は、紙でやる→こっちのほうがうまく行くらしい
  • 席は固定しない→毎日違う人をコミュニケーションする機会をつくる
  • 会議をpodcastで公開する→ユーザーとなるべく情報を共有
  • 履歴書ではなく、その人のブログをみて採用→履歴書は一日で書けるが、ブログは数ヶ月数年分あり、その人のことがよく分かる
  • 早寝早起きを推奨→残業してる社員が偉い、という風潮をつくらない
  • 自転車通勤→健康にもよいし、飲み会もやりやすい
  • 開発合宿→電話などによる中断もなく集中できる
  • ペアプログラミング→二人一組でプログラムを書くことで、さぼらせない上に相乗効果も期待

おもしろい人。日本にシリコンバレーみたいなとこをつくるなら、それは京都しかないでしょ、とも言っている。(近藤さんは、京都出身。)

京都って、ほんと不思議な魅力がある場所だよね。日本人のこころのふるさとというか。僕は東京で生まれ育ったけど、京都のほうが遙かに好き。東京ですきなのは、神楽坂とか麹町とか、あのへんくらいかな。

いろんな経営者の本をこれからも読んでみます。

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