世界一周旅行をしてみた感想

感想、一言で書けるはずないけど。あまりにも刺激的すぎた。情報量多すぎ。整理できてない。priceless。少しずつ書いていくか。んで、そのうち記事がたまったら、本でも出そうかな。『地球一周デート:ハネムーンはワールドジャーニー』みたいなタイトルの本。既にそういう本っていくつか出てるけどね。たとえばこんな本とか。

 

この本、読んでるとかなり爽快感があるよ。著者の高橋歩は、ハネムーンに一年八ヶ月も世界一周旅行した、すっげ自由人。彼のblogもあるらしい。妻は、5年くらい前にこの本を買ったらしい。そのときの妻は、まさか自分がハネムーンで世界一周旅行するとは思ってなかったことでしょう~。うちらがハネムーンを世界一周しようと思ったのは、この本の影響もあったんだよね。

世界一周旅行って、コースも日程も予算も、いくらでもやり方がある。自分で行きたいところをピックアップして、そこに行くことの実現可能性を考えて、時間をかけてルートと旅程を作っていくわけ。どんなルートであれ、絶対やる価値はあると思う。うちらも、本当にやる価値があった。

日本にいると、「国際的=アメリカ的」、「英語が喋れる=国際派」、「外国=欧米」、「アメリカ留学経験あり=国際感覚豊か」という感じで言葉が使われてるけど、それはトンチンカンなお話。「外国ではこうで、だから日本もそれを見習ってこうするべきだ」みたいな論理を使う人がたくさんいるけど、国連加盟国って192ヶ国もあるわけだし。「その外国って、どこ」と常につっこんでみよう。まぁ、大概それは欧米をさしているわけだけど。

アメリカは昔住んでいたこともあったし、懐かしく思った。NYでは妹と友達とかに会って、ついこの前までみんなで京都の結婚式にいたのに、いまはみんなNYいるね、とかいって笑ってた。ワシントンDCでは昔住んでた家まではいかなかったけど、あの雰囲気はすっげ懐かしかった。南米ペルーは、英語がまったく通じなくってまじ困った。いまの地球上で、これほど英語が通じないエリアがあるなんて、思っていなかった。イスラム諸国は、あまりに自分の知っている世界とはかけ離れていて戸惑った。でも「中東」って一言でいっても、国ごとにそれぞれぜんぜん違うってことを知った。エジプトは観光立国、というか、観光以外に何もなくって、この国ピラミッドなくなったらどうなるんだろう、って思った。ヨーロッパは豊かで良かったけど、植民地支配でやりたい放題やった影響による問題が、いまだに解決されずに残るイスラエルを訪れて、複雑な気持ちになった。ドバイは急発展してたけど、その影にいる出稼ぎ労働者のストレスは相当大きそうだった。インドではカースト制度が根強く残っていて、最低限人間らしい生活すらできていない人が道端にたくさんいた。香港は超キレイで欧米的で英語も通じてよかったけど、これもイギリスの植民地支配のおかげなのかな、と思ったらなんともいえない気持ちになった。

旅行中、世界一周旅行してるって人に3回あった。一回目は、アンマンからカイロの飛行機で会った日本人の女の子。二回目は、エジプトであったオーストラリア人の男性と、ニュージーランドの女性のカップル。三回目は、ヨルダンで会ったユダヤ系フランス人。その他、いったいこの旅行で何人にあったんだろう。いいやつもいたし、悪いやつもいた。

海抜でいったら、最高は南米のクスコの3800mから(ここら辺では高山病になって大変だったわ)、死海の-400mまで行ってきた。死海ってまじぷかぷか浮かぶのね、これもかなり楽しかった!

国の数は、15くらいかな?たぶんcityの数でいったら30~40くらいかな。パスポート、スタンプだらけ。何回パスポート出し入れしたことか。パスポート番号も暗記してしまったぜ。

とまぁ、うちらの二ヶ月に及ぶ大旅行も、ついに終わっていまは新居で新生活の準備中。旅行中の経験や、感想も、徐々に書いていくよ。そしていつか本を出したいな。(けっこう本気)

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