鳩山首相辞任→円安

なんで円安になったのかが良く分からない。午前中10:30頃、いっきに90円台後半から91.773くらいまで行っていたみたいだけど、なんで?よく分からない。とりあえず気になった記事をメモ。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-15634520100602

「政治的な不透明要因の増大が懸念された」(外銀)という。

メリルリンチ日本証券のFXストラテジスト・藤井知子氏は「日本の政治は海外勢に対し、政権は短命だが経済などの大勢に影響はないとの印象を与えてきた。
今回も若干の円安反応はあるだろうが、すぐに資本移動が起こって大きく円が売られるのは考えづらい」と話している。

http://www.reuters.com/article/idUSTRE64G2C120100602

The yen hit a two-week low against the dollar
after Hatoyama and his powerful No. 2 resigned to try and boost the
ruling party’s faltering fortunes in an election next month. His likely
successor, Finance Minister Naoto Kan, is seen taking a tougher stance
in fighting yen strength.

http://in.reuters.com/article/idINTOE65104920100602?feedType=RSS&feedName=everything&virtualBrandChannel=11709

The yen dropped to a two-week low against the
dollar as
investors sold on the view that political instability would make
the economy more dependent on the Bank of Japan and its easy
monetary policy.

http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C9C81E2E2E3E2E2E2E48DE2E0E2E4E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;bm=96958A9C938181E29B8181E3E68DE2E0E2E4E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2

外為市場では、海外ファンドを中心に円売りが進んだ。

分からん。

『史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール』の読書感想

財務諸表の読み方を、バフェット視点で教えてくれている本。まぁ、タイトルのまんまの本。

で、バフェットの投資スタンスは一言でいって「永続的優位性を持った企業に長期で投資する」ということなんだが、本書では、永続的優位性を持った企業を見つけるのにバフェットは財務諸表のここを見ているよ、ということが記されている。

とはいえ、これ一冊よんでいきなりバフェットなみに財務諸表を読む力が得られるかというか、そんな甘くはないと思う。やっぱ、自分で経験を積んで行かないと。そいや最近あんまり財務諸表読んでいないな・・・。

会計はビジネスの言語だ。会計を学ぶ努力をしない限り、そして財務諸表を読んで理解する努力をしない限り、自分で株の銘柄を選択することなど夢のまた夢である。―ウォーレン・バフェット(p14)

『決算書はここだけ読め!』の読書感想

いや、これもなかなか良いではないか。

別に簿記の勉強をしこしこしなくたって、決算書をとりあえず読んで理解することはできる。冒頭にある「そばの作り方知らなくたって、そばをおいしくいただけるのだ」というたとえの通り。

類似本はいろいろあるけど、レベルに別にいくつかメモ。

小学生でも分かる
『国語算数理科しごと―子どもと話そう「働くことの意味と価値」』  by 岩谷 誠治

中学生でも分かる
『借金を返すと儲かるのか?』 by 岩谷 誠治

高校生でも分かる
『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』 by 國貞 克則

大学生でも分かる
『財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方』 by 國貞 克則

本書は、岩谷 誠治さんの本よりは本格的で、 國貞 克則さんの本よりはを少し簡単、というところかな。安いし(750円)、買って損はないかと。決算書読めないと色々人生で困るはずなので、学生のうちにこういう本は読んでおくべし、というか義務教育に入れるべし、と僕は思う。

『決算書でよむ企業と業界力』の読書感想

これも当たり。國貞さんの書く会計本は、当たりばっかりだ。これだけの分析をたったの800円で読ませてくれるなんて、ありがたい。

最初のほうで、財務諸表の超簡単な読み方を、本当に基本だけさらっと説明。図を描いて直感的に理解できるように工夫。いろいろな利益の簡単な説明(粗利、営業利益、経常利益、税引き前当期純利益、当期純利益)。いくつかの指標の説明。(PBR、PER、ROE、資産回転率。)

で、実際にいろいろな業界をひたすら財務分析。図をたくさん描いて直感的に理解できるように。各業界のBS,PLの大雑把な形状の特徴をまとめてくれている。業界の雰囲気や、それぞれの企業がどういう経営しているか、財務諸表の顕著に現れているよね、ということを、分かりやすく説明。イベントスタディみたいな感じの簡単なコメントしてもくれている。

激おすすめ。読んで良かった。たぶん、今年の終わりに振り返ったときのベスト10に入るんじゃないかな。

(参考)
『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』

『財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方』
『家計3表生活防衛術』

住民税

いやになるけど、ちゃんと調べなくて過払いはもっといやなので勉強する。とりあえず、いくつかメモ。

http://allabout.co.jp/finance/gc/14774/2/

アナタの給与は税務署も知っている!!

名称は<源泉徴収票>ではなく<給与支払報告書>となりますが、内容なまったく同じものが送付されています。

アナタの給与は税務署のみならず役所の人間も知っている

http://allabout.co.jp/career/clerk/closeup/CU20020623A/

年末調整の後、自分で確定申告した場合等を除き、給与所得控除後の金額と同額
のはず。保険料控除や基礎控除等の額も同じ…ですよね?
これは、源泉徴収票と複写になっていて全く同じ内容の、『給与支払報告書』を、年末調整事務のフィニッシュ?として、1月
31日までに、各市区町村に提出しているからです。

住民税は、
『12月年末調整で税額決定』→『6月~5月迄の月々分割後払い』。
納付が完了するのは、翌々年の5月です。

なるほど。とりあえず、確定申告していない場合は、話がとても簡単だな。確定申告していないケースを仮定すれば・・・

僕は20年から働き始めたので、20年の12月までの年間所得をまず計算(源泉徴収、年末調整という一連の流れを会社側で勝手にやってくれる)。これに基づいて住民税を計算し、翌年21年6月~翌々年22年5月の一年間にかけて、月々分割の後払い。

21年の一年間の年間所得を、21年末にまず計算(源泉徴収、年末調整という一連の流れを会社側で勝手にやってくれる)。これに基づいて住民税を計算し、翌年22年6月~翌々年23年5月の一年間にかけて、月々分割の後払い。

一般に社会人2年目の6月から住民税の納付が始まる。3年目の6月からは、額があがるわけですね(社会人一年目と違って、1月~3月も働いているので)。4年目以降は、昇給具合に応じて額があがっていくわけですね。

で、確定申告した場合。たぶん、確定申告した書類に基づいて、住民税を計算しているんでしょう。ということは、税務署から市役所に書類がいっているわけか。住民税がどういう計算で決まっているのかを知りたいのだけど、それが分かる書類がいま手元になくて少しいらいらする・・・。確定申告に基づいているので間違いはないと思うのだけど、一応、確認しておきたい。正確細かすぎかな。

『現代の金融入門 [新版]』の読書感想

これは素晴らしい。僕が今まで読んだ金融関連の書籍で、ベストかもしれない(今までかなり金融関連の本は読んできたと思うのだけど、本当、これ素晴らしい)。これが780円なんて、池尾先生は太っ腹だな。

大学院でファイナンスとかやっていた、というと色々な人から色々なことを聞かれたりするのだけど、僕も知らないことたくさんある。金融と一言で言っても本当に幅広い。実証の文脈では計量ファイナンスの各種統計手法、理論の文脈ではCAPMの色々な拡張モデル、金融政策の文脈では色々なマクロ経済学モデル(最近は専らミクロ的基礎付けのある動学モデルが流行してる模様)、金融システム論の文脈では銀行行動の研究(モラルハザードを起こさないような適切なインセティブを構築するにはどうしたらいいか?)、各種のオプション理論、利子率の期間構造、金利の決定メカニズム、などなど、話題が非常に多岐にわたる。

本書は、この多岐に渡る金融の話題のかなりをカバーしている。780円、260ページでこれが出来るって、すごいね。とりあえず現代の複雑化された金融を俯瞰するには本書がベスト。その上で、それぞれのテーマでより詳しく知りたければ、より高度な専門書を読めばいい。

本書で初めて知ったというようなことは、僕はほとんど無かったけれど、それでも知識の整理にすごく役立った。だから、すごく読む価値があった。著者も僕もバックボーンは経済学という共通言語なので、気持ちよく読めた。金融の知識があまり無い人は、とりあえず本書がお薦め。

金融関係者は絶対読んだ方がいいと思った。金融関係者でなくても、本書くらいの知識は常識として持っといたらいいんじゃないかと思った。いまの時代、金融の知識ないと生きていけない(ぼられる)から。

日本の製造業はダメにならない

・・・というポジションで論陣を張ろうと思います。

ちなみに、時の政権にアドバイスしているinfluential economictsの考え方をざっとまとめると・・・

昨年のリーマンショック以降の円高について、円高円高とみんな騒ぐけど、実質で見たら円高じゃないし。2000年代の日本はデフレ脱却すべく超金融緩和政策を行っていたため、実質で見たらば超円安になっていて、それを運よく利用できて輸出で稼いだ製造業が調子良かっただけだよ。これからはそうはうまくいかないよ、外需依存じゃなくって内需成長を考えよう!

こんな感じか。で、これ、僕は間違っていると思っていて、himajinaryさんに概ね同意。

http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20091023/takarabe_on_export

(参考)
今の1ドル90円は、実質で見たら円高ではない、という主張について

経済・物価情勢の展望

日経の以下の記事が目にとまった。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091023AT3S2201I22102009.html

日銀が30日公表する「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)で、消費者物価(除く生鮮食品)上昇率の予想が2011年度まで3年連続でマイナスになる
見通しであることが22日わかった。(中略)デフレ脱却の遅れを踏まえ、日銀は景気への悪影響を阻止するため、事実上のゼロ金利政策を当面継続する見込みだ。

金融政策の出口戦略について

クルーグマンの以下のエントリが面白かった。面白いといっても、テイラールールについて書いてるだけなんだが。

When should the Fed raise rates? (even more wonkish) @ Paul Krugman Blog

結論だけ引用すると、以下。

In other words, even with a really strong recovery (which almost nobody expects), the Fed should keep rates on hold for at least two years.

Bear in mind that I’m using entirely standard, conventional analysis here. It’s the people saying that the Fed should start tightening in the near future who are inventing some kind of new, unspecified framework to justify their views.

クルーグマンの専門は国際貿易であって、金融政策ではないのだけれど、やっぱり Nobel Prize winnerなので彼がどう考えているかはつい気になってしまう。

「そろそろ出口戦略を」という話を聞いたとき、いったい何の話をしているのか僕にはまったく理解できなかったんだが・・・。そう感じた僕がおかしいわけではないらしい。

『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行』の読書感想

いい本。薦めてくれた人、ありがとう。投資、世界旅行ってキーワードにビビっと来たらmust read。著者(ジム・ロジャーズ)の紹介をアマゾンより引用。

1942年生まれ。イェール大学卒業後、オックスフォード大学ベリオル・カレッジ修了。米陸軍に従事した後、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスと共同で
国際投資会社クォンタム・ファンドを設立。10年で4000%を超える驚異的なリターンを実現(同時期のS&P500株価指数は50%)し、天才
投資家としてその名を轟かせた。37歳で引退し、世界中を旅して回る

これ読んだだけでそそられる。彼が世界旅行をする中で感じたことを、歴史、政治、経済などいろいろな視点から分析して、その国は「買い」なのか「売り」なのかを記している。そんな彼がいろいろつづっている中、特に名言だと思った以下の点をメモしておく。

次のチャンスが来るまで、金を銀行に預けてじっと待つべきなのだ。それなのにすぐまた飛びついてしまう。なんたる傲り!投資のコツはいかにして金を失わないかということにあるのだ。これが最も大事なことだ。(p291)

アルゼンチンは私の二つの投資基準に合致していた。第一に、変化が起こりつつあること。この国に数週間滞在し、それをこの眼で確かめることができた。そして第二に、投資対象がまだ頗る安かったこと。(p341)