『経営思考の「補助線」』の読書感想

 けっこうよかった。

企業がグローバル化する課程は4段階あるという話が印象に残った。第1段階は、日本でつくって輸出して売る。第2段階は、海外に生産拠点を移す。第3段階は、海外資本が入る。第4段階は、経営陣に外人が入る。
全体的に面白かった、というか、著者の教養の深さみたいなのを感じて、楽しかった。幅広くいろいろな本を読んでいて、偏ることなくいろいろな分野の話題が取り上げられてくるのも面白い。ゲーム理論をもっと経営戦略論に活かしたいので、最近勉強している、とかって話も出てきた。知ったかぶりもしないし、とっても好感が。著者は、この本も読んだらしい。すごい・・・いつか僕もこれ読みたい・・・とかいいつつ未読のまま生涯を終える気が・・・
おなじ著者が書いた『戦略「脳」を鍛える』もおすすめ。

『iPhoneとツイッターで会社は儲かる』の読書感想

 

妻が買ってきた。これ読んだたらって。で、 意外といい本だった。
ツイッターがいかに面白いかというお話から、Google Appsみたいなクラウドサービスがいかにすごくて便利かみたいなお話へ。iphone, google, twitter、クラウドとかに関する分かりやすい説明本と言えるか。
僕くらいの世代だと情報感度高いから、みんなけっこう当然のようにiphoneもってtwitterしてクラウドサービス使っているのだけど、こういうのは社会的にえらいおじさんたちがガンガン使い倒してくれないと、経済成長はしないんじゃないかな。
企業の役員とか高級官僚とか政治家とかがガンガンこういうのを使いこなすようになったら、ずいぶん日本経済の生産性あがるような気がするんだけど、どうでしょう。
いろいろな情報技術を駆使して業務が改善されたり、新しい発見があったりというのはすごく楽しいので、本書を読んで著者の成功事例を読んでて楽しい気分になった。というか、著者の会社が本当に楽しそうで、正直ここで働いてみたいとさえ思った。

『ローリスクで年20%の複利運用! 初心者でもできるFXスワップ運用』の読書感想

 これすごいいい本だよ。FXやる前に何か一冊読むなら、これがいいと思う。
為替の変動要因はこういうものがあって、長期ではこの指標をみなさい、短期ではこういう指標をみなさい、とかって説明は一切なし。そこがいい。FXで証拠金これくらい積んで、これだけの売買するってことは、これだけのレバレッジでこれだけのリスクをとることになるんだ、ってことをしっかり理解しましょう、という、なんというか、本当に基本的な説明しかない。けど、何事も基本が重要だし。
で、専門用語もけっこう出てくるのだけど、込み入ったことは説明せず、ざっくりとだけ記述して、「とにかく、エクセルでこうやってこういう計算したらこういうことがわかるんだ。計算の内容を理解したかったら別途数学とか統計学を各自で勉強してねん」って書いてある。自然対数、相関係数、Implied Volatility、VaRがどうとかこうとか言われても、普通はわからないもんね。別にわかんなくっていいんだよ、エクセル使えれば。
とりあえず本書をひと通り読んで、遊びでFXとかやってみると為替の動きが面白くなるかも。
ちなみに、為替の決定要因は物価、金利あたりが最近では重要みたいだ。経常収支は・・・グローバル化で資本の国際移動が活発化していて影響が小さくなっているとか聞くけれど、よくわからない。
物価の影響については、むかしブログで書いた。(完全に偶然だけど、リーマンショック直前に「僕がトヨタの担当者だったら、円高リスクヘッジするように動く」とか書いてるけど、俺、すごいなw)
金利の影響についても、むかしブログで書いているな。

『「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる』の読書感想

 

 すげーな、この人のエネルギー。2010年に売上1兆を目指していたらしいけど、そろそろ本当に達成しそうだし。この前も「円高利用してアメリカの会社を安く買うてやった」とさらっとかっこよく買収していたし。
なんと言ってもすごいと思うのは、エネルギー、情熱、バイタリティ。小学生の理科の授業でやったモーターづくりが面白かったらしく、ひたすらモーターをつくって自分で会社ゼロから興していまや日本を代表する大企業。しかも未だに衰退する気配も見せず、(円高利用して海外企業を買収するなど)僕の目から見てて正そうな方向に会社が進んでいる。かっこいい。やっぱりこれだけの偉業を成し遂げるには、ひたすら一本芯が通った情熱が必要なんでしょう。だからこそ、みんなついていくんでしょう。
でも、この会社では素手でトイレ掃除させるそうで、それは僕は絶対にいやです。

『社会保険・年金のキモが2時間でわかる本』の読書感想

 

これはかなり良書。特に、中高年の方なんかは読むと参考になる。
この国は高齢化していて、年金受給年齢の引き上げに合わせた形で定年を60歳から段階的に65歳まで引き上げようとしているのだけど、60歳定年を迎えた後の賃金はどうなるかなどの説明もある。
年金、補助金、給料のバランスで手取りがどう変化するかを、社会保険労務士にシミュレーションしてもらう必要があるのだけど、そういう細かい説明はナシに給料を適当に半分にして、年金と補助金があるからこれでいいでしょ、とかする非良心的な会社もあるだろうな。というか、コストカットに努めたいのが会社の普通の考え方なので、そっちのほうが大半か。
社会保障とか、高齢者雇用安定法とかの知識を得ようにも、なかなか骨が折れるわけだけど、本書を読めば概要はわかる。こういうのは受身でいるといいように低く抑えられてしまうので、自衛したければ自分でこういう本でも読むしか無い。知識は天から降ってこない。そしてお金も天から降ってこない。自分の人生のことなんでちゃんとこの程度の本は読むべし。ぴょん。
しかしこの本読んで、高齢者雇用安定法について学んで改めて思ったけど、そりゃ大学生の内定率が57%とかになるわー。国内の教育機関ってグローバルに活躍できない人材ばかり排出してるわけだけど、国内経済はどんづまりなわけだから国内で働くイスの数が減っているのに、中高年は定年後も雇用延長を法律で義務づけたらさ、大卒にイスが回らなくなるに決まってんじゃん。

『使えるインターンシップ本 良い会社・悪い会社の見分け方』の読書感想

著者の会社でインターンシップしてそのままそこに就職した友達からいただいたんですが、よかった。著者の熱い人柄が伝わる本で、学生時代に読めていたらよかったなー、とか思ったりした。大学生の内定率が57%とかで就職超氷河期だけど、どうしたらいいか分からない人は、とりあえずこの本でも読むといいかも。とは言っても、大学3年の今くらいから何かしようと思ってもけっこう遅かったりするので、出来れば、大学の1,2年でこういう本を読むか、やたら将来に向けて人生はしゃいでる友達の刺激を受けるなりして、何か始めたほうがいいかも・・・。