雑記(Scribbling)

『給与明細は謎だらけ』の読書感想

良書。サラリーマンのための所得税入門書なのだが、サラリーマン全員読んだらいいと思う。タイトルのつけ方も上手ね。給料って、基本給があって、税金とか保険とかが天引きされたり、いろいろな手当てがついたりするので、基本給≠手取り額となる。その差はどうなってるの、という疑問を解消するには、本書を読めばいい。

知ったからといってすぐに節税できるようなことはないわけだけど。クロヨンとかいうように、サラリーマンの捕捉率は9割で、逃げようがないので。所得税が高いとか、もっと控除をくれとか、課税方法とかに不満があるならこういう本を自分で読んで勉強して、投票によって政府にプレッシャーをかけるしかない。

でも、所得税の課税の実態って、それなりに筋が通っていて、合理的で、そんなに変ではないと思う。本書では源泉徴収されているサラリーマンを、「まるで毛を刈られる羊」と繰り返し繰り返し述べているのだけど、別にそんなに理不尽な毛刈は行われていないと思う。それなりに節度を守って、寒くならない程度にうまく刈っているという印象を持ったのだけど。

生きていくのに必要な三大知識って、
1)英語
2)IT
3)マネー
だと僕は思うのだけど、こういう所得税の知識は、「3)マネー」のところに分類される、重要知識だと思う。