『伊藤真の刑法入門―講義再現版』の読書感想

よっしゃ、やっと読み終わった。非常に緻密な体系らしいということで読んでみたのですが、集合論から再構築した実数論なんかに比べたら、すかすかの体系ですね・・・とか正直思ったりもしたけど。あと、「通説」という用語が、定義無しにいきなり登場するのだけど、これ、ちゃんと厳密に定義してください・・・とかも思ったり。でもまぁそんなことはとりあえず置いておこう。

文章だけでこれだけ高度な論理パズルみたいな思考をすると、けっこう頭が疲れる。でも楽しい。一回流れをつかんでしまえば枠組みにはめ込んで考えるだけなので、公式の証明を一回理解したらひたすら公式にあてはめて脳みそ空っぽにして手順を踏んでいけばいい数学の受験問題みたいな印象。で、その公式にあたるものが・・・

1)構成要件該当性
 ①実行行為
 ②結果
 ③因果関係
 ④構成要件的故意
2)違法性阻却事由
3)責任

の順番で検討しろよというルール。

で、疑問に思った点。刑事罰って、罰金のみでいいの?悪いことやっても、金で解決していいんかいなって思う。例えば、209条過失傷害「過失により人を傷害した者は、30万円以下の罰金または科料に処する。」とか。きっとその辺も論争があるんだろう。俺が知らないだけで。

民法商法憲法に比べたら、そんなに必要度は高くないかな。常識的に行動していれば、普通の人はまず刑事罰なんか食らわないし。

あと訴訟法を二つやって、一応、六法の入門的勉強は終わり。

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