『不動心』の読書感想

ワールドチャンピオンになったところだし、読んでみた。基本的考え方は「あるがままを受け入れる」という感じ。たらればを言ってもしょうがないじゃん、ということを繰り返し述べていた。

高校3年の夏、星稜高校が甲子園で敗れた試合では、5打席連続敬遠という悔しい思いをした。その後、読売巨人軍にドラフト指名されたものの、夢見ていたの
は阪神タイガースの縦縞のユニホームだった。「もしもあの時…」という思いは拭いきれないが、運命を真正面から受け入れる不動心が結果として成功に導くの
だと語る。

自分は天才型ではないから努力するしかない、って何回も書いてあった。謙虚というより、自分を冷静に分析する能力が高いという印象。この能力、どんな職業でも重要だと思う。

『なぜ私だけが苦しむのか―現代のヨブ記』の読書感想

ユダヤ教のラビが書いた本。職業柄、「なぜ私だけが・・・」という思いを持った人たちと接する機会が多かったラビが書いた本。早老症の息子を14歳でなくす経験をして、実際に自分がそっち側の人間になったことで、「神様は乗り越えられない試練は与えない」とか「このつらい出来事にも意味がある」なんてことが言えなくなったラビが書いた本。1ページ1ページが濃すぎて、読んでいて、ドキドキした。そこまで踏み込んで言うのか、って。

ちなみに、スゴ本ブログによると、「たったいま、ぜったい読んでおけ」。

『任天堂 “驚き”を生む方程式』の読書感想

Nintendoすごいなー。Sony, Microsoftと競争して現時点では成功しているわけだから。・・・いや、ブルー・オーシャン戦略をとったという意味では、Sony, Microsoftと競争はしていないわけだが。あ、でも、それならばAppleにブルー・オーシャン戦略を仕掛けられているとも言えるな。

いろいろ思うことがあって、箇条書きしておく。

  • 任天堂は「運」を重視する会社らしい。うまくいったら運のおかげって考える会社らしい。そこが好き。経営学だなんだといってみたところで、その企業の成功例はサンプルサイズ1の一回こっきりの事象。系統的成功要因が何であったかを探るなんて無理。運が良かったって思う考え方に共鳴する。
  • 前社長の山内さんは、直感型だったらしい。上の運の話とも通じるけど、分析してじっくり決めるサイエンス型もいいけど、直感ですぱすぱ決めていく運まかせ経営もいいなーって思った。
  • 任天堂は娯楽の会社、というビジョンがはっきりしている。そこから外れることはない。(かつて、タクシーとかに多角化して失敗した経験が生かされているっぽい。)
  • 世界のNintendoがかつては花札やトランプメーカーだったっていまの子供にいっても信じてもらえ無そう。
  • 経営理念とかを書かないと守れないような経営者はダメ経営者だと思うので、経営理念は文章化していないらしい。(前社長の山内さんの話。)そうか、それでビジョナリー・カンパニーに名前が挙がっていないのか。

ブラックベリー使っていて不都合なところ

箇条書きにしてみる。

  • Googleカレンダーと同期できるのは素晴らしいのだが、24wks以上先は同期できない。半年先以上のことは考えるなということになるが・・・それは困る。さらに、半年以上先の予定をBBBで入れといて同期すると、同期しないだけでなく、なぜがそれを全て消してしまう。だから、同期する以上、BBBでもPCでも半年以上先のことが考えられなくなってしまう。(抜け道を考えていたんだけど、どうやら無理そう。ここなど参照。)これは困る。なるはやで対応してほしい。
  • Gmailがpushで来るのは素晴らしいのだが、ゴミメールまで処理しないといけなくなる。これはBBBの問題じゃないんだが・・・どうしたらいいんだろう。みんなどうしてるんだろう。とりあえず今、猛烈な勢いでメルマガを解除しまくっているんだけど。なぜか楽天メルマガの解除に3週間かかるらしかったりして、なかなか大変です。まだ楽天なんか3週間かかるかもしれません、という表示があっただけマシで、なぜか解除できないメルマガもあったりして、不思議だ。
  • GmailをBBBで先に開封すると、PCで見たときも開封済みになっているが、逆は違う。あと、BBBでもスターをつけられるようにしてほしい。(Gmailアプリを使えばスターはつけられるのだが・・・Gmailアプリのほうが遅く受信するみたいなので、たいがい最初にメールを見るのは、BBB上なので、二度手間になる。)
  • 電池の減り早すぎる。毎日、BBBの電池のご機嫌を伺いながらすごすのは、思ってよりもストレスだ。

BlackBerry Bold(BBB)、総じて買ってよかったとは思う。あぁ、しかしなぜかiPhoneユーザーがものすごく羨ましい。

殿堂本

すっかり読書習慣が定着して、それなりに読書経験を積んできたので、お薦めの本をまとめてみました。

左(←)の「殿堂本~NEW!」というところをクリックすると見れます。

殿堂本 = 今までの僕の全読書経験の中から、個人的に殿堂入り認定した本

ということで、今後の僕の目標の一つは、殿堂本を増やしまくること。最近けっこう忙しいが、読書時間はギリギリ確保しております。。。

『社長になる人に知っておいてほしいこと』の読書感想

松下語録をPHP研究所がまとめた本。不況のときにどうしたらいいか、という精神論がかいてあるわけだが、松下本は本当に外れがない。どれも本当にいい本ばかり。

別に社長じゃなくても、スポーツ選手でも学者でも何でも、成功している人は熱意、情熱と呼ばれるものが燃えたぎってるもんね。MatuiもIchiroも、KrugmanもMankiwも、MatsushitaもJobsも。彼らは全員、誰にも負けない熱意を持っているんだろう。

『やりたいことをやれ』の読書感想

本田宗一郎の本。豪快な人だなってのが素直な感想。

男の主体は仕事だ。しかし女は違う。私は女房には仕事のことは、一切口を出させません。そして遊びのほうも、「ゴテゴテいうな」っていい続けてきましたよ。でも、遊ぶことについて、理屈はあまりつけなかったな。遊ぶのに理屈をつけるのは卑怯だ。遊びたいから遊ぶ。浮気したいから浮気するんだ。(p178)

みな相当酔っぱらっていたが、そのうち芸者が気にさわるようなことをいったんだ。われわれ二人はそれを聞きとがめて「このなまいき女め」と芸者を二階から外へ放り投げてしまった。(p197)

あと、デザインとか美的センスにけっこうこだわりを持っているっぽくて、それが印象的だった。

製作する品物が、その時代の大衆の生活に求められる内容と、美的要素を持たなければならないのである。(p204)

それから、本田宗一郎ほどの人物でも(だからこそ?)、以下のように感じているというのは印象に残った。

自分だけの力で生きてきたようなことをいうやつは、大ウソつきだな。若者は他力本願を認識することによって大きく育っていくんだ。(p201)

“The Toyota Way”の読書感想

TOYOTA、すげー。TOYOTAと言えば、カンバン方式とかリーン方式とかJust in Time方式とかPull生産とか自動化平準化とか改善とか乾いた雑巾を絞るってキーワードがすぐ思いつく。で、それらから生み出されるhigh quality carが有名なわけで、日本の製造業(もっと言えば日本経済そのもの)を象徴するような企業。単に賢い生産体制もってるってだけじゃないってことが分かった。

Toyota’s continued success at implementing these tools stems from a deeper business phiosophy based on its understanding of people and human motivation. Its success is ultlimately based on its ability to cultivate leadership, teams, and culture, to devise strategy, to build supplier relationships, and to maintain a learning organization. (p6)

とあるように、本当にTOYOTAがすごいのって、小手先の体制ではなくって、その背後にある哲学とか思想とかなんだろうな、と。いろいろと参考になりました。調子のいいときは税金1兆円も納めていたわけで、まさにモンスター企業だ。信じられん。

そんなTOYOTAがビジョナリー・カンパニーに選ばれていないのって、おかしい気がする。