『兜町戦史―戦後50年投資家はいかに闘かったか』の読書感想

日本の株式市場のイベントスタディやっている本。貴重。EMHとか研究してだんで、こういう本面白い。投資家の視点というものが、経済学者の視点とは全然ちがうんで。そして、どっちが正しいかは誰もわからない。

いろいろ印象に残ったことはあるが、一個だけ。p413で、「PKOは市場を壊すみたいな言われているが、それは違う。本当に下げるときは、公的資金つっこんでも支えられないはずで、支えられるということは、実はそこまで下がらないということ」という趣旨のことが書いてあった。へぇ。これが投資家の視点ね。

たぶん、今後資産運用で、過去を振り返ろうと思ったらこれを参照すると思う。

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