さらに円安が進んでいるが、これが今の適正レートだと思う

一時97円台に。結局、96円台半ばで終わったみたいだが。

ここくらいまで来ると、この先どうなるかちょっと分からない。何度も何度も何度も言っているように(やっぱり過剰に円高だと思う)、今の時点での円ドルは90円台後半が適正レートだと僕は思うので、「あ、適正レートに戻りましたね」くらいにしか思わない。

じゃぁ将来は?数年単位で見るときは、金利差と&物価上昇が両国でどれくらい乖離するか、が重要だ(円とドル)。が、将来の物価を予想するのは困難。よって、将来のことは僕にはよく分かりません。。。とは言うものの、ちょっと、今後の両国の物価動向を見ておこう。

アメリカの物価。米国のデフレ懸念で書いたようなアメリカのデフレ懸念は、James Hamiltonによれば、少しは和らいだみたいだ。「今月のCPIは来月中旬に発表されるが、多分、マイナスに転じるだろう。」と書いたが、2009年1月のアメリカのCPIは、211.143で、前年同月比で0%増だった。ぎりぎりマイナスにはなっていない。(Hamiltonは季節調整済み指数に注目しているようだが。)

で、日本の物価。企業物価指数は下落しているが(企業物価指数、下落)、消費者物価指数のほうはどうだろう。いまのところは下落していないが、2009年1月の指数がどうか、そろそろ発表されるので(あさって発表?)、それに注目したい。企業物価指数の下落は、しばらく続くと思うので、それにひきずられる形で、消費者物価指数も下落傾向を近いうちに見せるのだろうか。

金利は?両国ともしばらく不景気に苦しむだろうから、日米とも超低金利政策はしばらく続くでしょう。どっちが先に金利をあげるか、というのが一つのポイントだが、
いまの時点では、なんともいえない。が、FRBの方が優秀で、ゼロ金利にするときはさっさと0まで下げ切って、景気をさっさと回復させそうな気がするので
(僕の偏見ね、これは)、FRBのほうが先に利上げにこぎつけるんじゃないかなぁ。

なんにせよ、いまの時点では両国の物価上昇の乖離の予想も、金利差の予想も困難。両方ともデフレになるかどうかのギリギリのところにしばらくいるし、しばらく不景気で低金利が続くだろう、というのがフェアな予想かな(強いて言えば、上述したとおり、FRBのほうが能力が高いので利上げも早いかなって)。

まぁ、数年スパンで見たら、円ドルがどうなるかは、分からん、ってことです。いまの90円台後半から、円安になるかもだし、円高になるかもだし。分かりません。

短期(一年未満、数ヶ月くらい)では?そりゃ、細かいニュースに一喜一憂するだろうから、また90円台の前半にもどったりするかもしれんよ。ただ、「日本は先進国に比べてそんなに悪くない」と総理はおっしゃってましたが、それはまだまだ悪さが出てきていないだけ。2008第四半期のGDPがどれくらい減するか。その数字次第では、一気に円安がもっと進むかもしれない。100円台回復もありうる。

 

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