雑記(Scribbling)

『仕事の思想―なぜ我々は働くのか』の読書感想

那須で子供と一緒に暮らす生活をしている友達に勧められた。これも相当な良書。既に社会で成功した人、いま猛烈に働いている働き盛りな人、社会に出たばかりでちょっとお疲れ気味の人、これからシュウカツする学生、その誰が読んでもおもしろいと感じるに違いない。

目次はこんな感じ。

第1話 思想/現実に流されないための錨
第2話 成長/決して失われることのない報酬
第3話 目標/成長していくための最高の方法
第4話 顧客/こころの姿勢を映し出す鏡
第5話 共感/相手の真実を感じとる力量
第6話 格闘/人間力を磨くための唯一の道
第7話 地位/部下の人生に責任を持つ覚悟
第8話 友人/頂上での再会を約束した人々
第9話 仲間/仕事が残すもうひとつの作品
第10話 未来/後生を待ちて今日の務めを果たすとき

なかなか高尚な話を展開している。第2話で、「仕事の報酬は、成長である」と主張し、その後の話はすべて、この考え方が基盤になっている。第3話は、成長するための方法として、目標が大事だ、と述べる。第4話では、厳しい顧客こそが、自己の成長を促す、と。第5話では、顧客を自分の考え方に共感させるのではなく、自分の考え方を顧客に共感させるべし、と。第6話では、他人との格闘なしには、成長はない、と。第7話では、部下の人生に責任を持つことで成長できる、と。第8話では、成長の過程で苦しいことがあるときには、友人の支えによって助けられる、と。第9話では、仕事の作品の一つとして、仲間そのものがあげられる、と。第10話では、トライしないと夢は絶対に叶わない、と。

著者の人間としての深さが垣間見られる本だった。

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