『指導者の条件』by松下幸之助の読書感想

いわずと知れた,「松下グループ」を一代でつくりあげた松下幸之助の本.やはり社名変更で「パナソニックグループ」となり松下の名前が使われなくなるのは残念.そう思わせるほど松下幸之助が偉大であると,本書を読めば感じる.

内容は,歴史に名を残す偉大な指導者の逸話を使いながら,指導者に必要な資質について説いている.全部で102個の「指導者の条件」について言及しているのだが,同意できないものは一つもない.

いくつか特に印象の残ったものをメモしておこう.

  • 「怒りを持つ-指導者は指導者としての公の怒りを持たなくてはならない」(p.22)
  • 「価値判断-指導者は人,物すべての価値を正しくしらねばならない」(p.36)
  • 「自分を知る-指導者は自分の力,自分の集団の実力を正しく把握しなくてはならない」(p.82)
  • 「好きになる-指導者はその仕事が好きでなくてはつとまらない」(p.106)
  • 「すべてを生かす-指導者はどんな人にも使い道があることを知らねばならない」(p.108)
  • 「世論を超える-指導者は時に多数の意見を超える知恵を生み出さねばならない」(p.118)
  • 「使われる-指導者は一面部下に使われるという心持を持たねばならない」(p.144)
  • 「人を使う-指導者は自分よりすぐれた才能の人を使うことが大事である」(p.182)
  • 「包容力を持つ-指導者は自分に敵対する者をも清濁あわせ飲む大きな度量を持ちたい」(p.196)
  • 「まかせる-指導者は自分の力より人の力を使うことが大切である」(P.200)

本書に掲げられている102個のすべてが大事だと思うので,ここで挙げればキリがないのでこの辺りでやめておく.

中小企業対策

中小企業を救う税制改正

中小支援へ政府が4月に新融資・増資扱いの劣後ローン

中小企業を巡る情報が最近目にとまるようになった.中小企業が経済全体に及ぼす影響ってかなり大きいと思うんだけど,いままでこういうこと勉強してこなかった....「中小企業論」みたいな講義でもとっときゃよかったかな.

「後継者不在の現状が日本経済に及ぼす影響」とか,「成功する後継者と失敗する後継者の決定要因」みたいな論文って,きっと探せばあると思うんだが.卒業までの残り時間で,少しこういうことを調べてみようと思います.

どんな現象にも系統的原因と,非系統的原因があると思うのだが,「何が系統的原因か?」という意識を持つことが重要なのではないか,と.せっかく計量経済学や統計学などを学んだので,知識をいかせるものならいかせたし.

IT発達のせいで俺の脳味噌は低スペック化したっぽい

最近バタバタしててあんまりblog更新できずにいました.まぁ,暇そうで忙しいんです.たいがい誰にもいつでもあてはまる言葉ですね.

突然だが,「明らかに俺頭が悪くなってるよなー」と最近痛感する.

まず暗記力の低下が悲しい.ぜんぶPCのハードディスクなりネットの「あちら側」なりに情報を保管しておけばなんの問題もないので,自分の脳味噌内に情報を保管する努力をしなくなってしまった.しかもPCやネット上だとGoogle先生がほしい情報を効率的に瞬時にみつけてくれるが,自分の脳味噌内だと一回どこかの神経細胞に埋没してしまった情報をとってくるってのはかなり難しい.「あれ,そういやあの日あの時あの場所で一人で考え事してて面白いこと考え付いたはずなんだけど,あのideaってなんだったけ」っていうことがよくあるんだけど,それを思い出せた試しがない.メモとらない自分が悪いんだろうが,そんなときは,「俺の脳内もGoogle検索対象にしてくれ」と思ってしまうわけで.それが全世界に公開されたらかなり恥ずかしいが.さらに自分がやってることが経済学なわけだが,大学院にくると経済学は文系の装いを完全に失ってしまい暗記することはほとんどなくなる.イメージとしては,法学とかの文系学部というよりも,物理学とか数学とかの理系学部に近い.暗記する場面にほとんど遭遇しなくなる.経済学に登場する公式とかも,暗記するより導出課程理解したほうが手っ取り早いし正確だし,暗記してる人なんか皆無だし.そんなわけで,「暗記って,意味あんの?」って感じでいる.

それから計算能力の低下が悲しい.Mathematica,Maxima,Rみたいなチョー便利な計算ソフトとか統計言語があるせいで,ちょっとした計算もぜんぶこいつらに頼るようになってしまった.もともと暗算得意じゃなかったけど,さいきんの劣化が激しい激しい.将来,俺の子供にはソロバンでも習わせよう.Mathematicaなんて連立方程式はもちろん微分・積分だってなんだって簡単に正確に一瞬に解いてくれるから,これを触るようになってから自分で手計算する機会が激減した.社会に出たらそんな微分計算なんかする機会ないから別にできなくたっていいんだけど.あ,でも微分にしろ積分にしろ行列にしろ集合にしろ,いろいろな数学的な概念は生きていく上で重要だと思う...といって自分がいままで勉強してきた数学やらが実践で役立つに違いないと自分に言い聞かせて慰めてみる.

まとめると,「ここ数年,IT発達のせいで俺の脳味噌は低スペック化したっぽい」と言いたい.武器が発達したら牙や爪が劣化した,みたいな話と同じなのかな.働く必要がなくなったから脳味噌がサボるようになってだんだんダメになってしまわれたようです.脳味噌が新しい環境の適応しちゃったというか,素直にincentiveに反応しているというか...

(追記)
そういえば,読書スピードも遅くなってきた.なんか,日本語が頭に入ってこない.英語はもっと入らない.たぶん,ネット上で電子媒体の文章を読むときは,検索してキーワードを抽出してだいたい理解する,ってことが出来るけど,本だとそれが出来ないからだと思う.うーん...

また株下げてるけど

もうこのエントリー書いてから1年近く経つのか(去年の株安のニュースは2月28日のことだった).最近また株下げているけど,ちょっと頭が整理されていない状態なので,自分自身用のメモとしていくつか箇条書き.時間もないのでデータを探したりもしていないので,変なことかいてたらツッコミ希望.

1)円高→日本株安

円高→株安という経路があること自体,よくわかりません.日本は輸出国なので,円高になると輸出してる企業の業績が悪化して,株安になる,というのがいちおうの説明ですが,日経平均のような株式指数がどの程度,為替市場の影響をうけるものなのか,よくわかりません.個別の企業が影響を受けるのはよくわかりますが.例えば以下にあるように,トヨタの例.

外国為替市場では円相場が一時、1ドル=105円台後半まで上昇し、トヨタは下落率が7%を超え、2営業日ぶりに昨年来安値を更新した。
ソース:日経平均、終値752円安の1万2573円・2年4カ月ぶり安値 @ NIKKEI NET

2)最近の日本の株安の原因はなに?

原因として考えられる仮説はたくさんあります.

  • 1)で述べたとおり,円高→株安という経路が強いという仮説.
  • 日銀の追加利上げ観測があって,株安を誘発している(債券保有比率を高め投資家がポートフォリオを再構成するから),という仮説.さらに日銀の追加利上げ観測は,円高要因ともなるわけで(内外金利差を小さくするから),現状の円高はこれによって引き起こされている面があるんじゃないか,ということまでいえそうかな.
  • サブプライム問題がやばすぎるという仮説.しかしこれもよくわからんのだが,サブプライムの端を発する世界同時株安が,「根拠なき熱狂」なのか,「経済の実態を反映した結果」なのか,よくわからない.サブプライムって実際,どの程度日本の株式市場に影響をもっているんだろう?(心理的な影響じゃなくって,実物面で)
  • その他のいろいろな不安要素があって,根拠なく下落してるだけ,という仮説.サブプライムも含め,原油高騰,与党も野党も頼りない現状,年金不安や医療不安だなんだと,いろいろ心配ごとが多いから,なんとなくみんなリスク回避的になっているのかな,ということ.
  • 日本の経済の実態を反映しているという仮説.実態とはなに,ということがあるが,日本の企業の業績なり将来の合理的な見通しが,本当に悪いから日本は株安になってる,という仮説.

3)じゃ,円高はなんでおこってるの?

  • 2)の最初の二つ目の項目で書いたように,日銀の追加利上げ観測があって,円高に進んでるって仮説.
  • 円が高いというより,ドルが勝手に転落しているって仮説.
  • 日本の企業のファンダメンタルが高くってそうなっているよって仮説.これは2)の4つ目の項目の反するが.

4)為替と株価の関係ってどうなってんの?

円安→株高→円高→株安→円安→・・・・

ってなってるんだろうか?相関関係と因果関係を混同してしまいたい誘惑に勝てない.

ああわからーん.もっと国際経済学,国際金融あたりを勉強しときゃよかったかな....まぁどうせ正しく理解してる人なんてほとんどいないからいいか.

 

MacのCM

たぶんアメリカで流されているCM.

どっちかっていうと,Macのほうがオタクっぽいイメージなのに,PCを「オタクっぽくない?w」と揶揄しているのがウケル.「かっこいいMacと,オタクっぽいPC」というイメージを前面に出しているユーモアあるCMですね.しかも,アメリカでは日本語みんな分からないのにそういうセリフがでてきてうるのがウケル.

オタクって,英語ではNerdが一番ちかいんだろうけど,でもちょっと違う気がする.

このMac vs PC のCMシリーズは全般的におもしろいので,暇つぶしにyoutubeで探して見てみたら楽しめると思いますw

もう一つ面白いのが,以下.

修士論文の仕上げ

来週の水曜が提出期限.最後の仕上げをやっております.自分の論文の貢献を,どのようにアピールするか,ということを最後に考えているところです.書き方,論文の見せ方の戦略を熟考しているという感じです.

当初意気込んでいたほど,いい結果は得られなかったんですが,それなりに意味のある研究だったと思います.楽しかった~.

ダイエット順調

やっと東京の自宅にもどってきました.

で,さっき体重計に乗ったら60.2キロでした.この一ヶ月近くで5キロ近く落としました.

年末年始という食の誘惑シーズンをなんとか乗り切れて良かった良かった.

今年も,というかこれからずっと体型や健康には気を使います.